レコード業界は反省してくれるのかな

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「着うた」配信制限の疑い レコード5社、公取委立ち入り - asahi.com : 社会
 公取委は、大手5社が「着うた」の共同出資会社に自社制作の曲を重点的に配信させることにより、不当に他社の事業活動を排除し、価格相場の維持を図っている疑いもあるとみて、立ち入り検査に踏み切った
 人気曲を電子音のみで編曲した「着メロ」では、原曲の作曲者、作詞者は著作権料を受け取ることができるが、レコード会社には料金収受の権利がなかった。一方、歌手の歌声をそのまま流す「着うた」には、レコード会社に著作権法に基づく著作隣接権が発生し、配信会社に対して楽曲の使用許諾権を握るほか、使用料も受け取ることができる。
以前ご紹介した「著作権の考え方」にも、この「著作隣接権」は「政治力の強い業界に付与される」...とあります。音楽を固定化(CD化)するのに金をかけているのだから、固定化された音を利用するには製作会社に著作隣接権があり、報酬を請求する権利があるのだそうです。(でも同じようだけど、出版社には認められていないようです。)

業界さんがなんとか利益を得たいのはわかりますが、こんな業界を相手にするのでは、iTMS Japanも苦労が多そうです...。今回のことで少し良い方向に働きますように!

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このページは、raizoが2004年8月26日に書いたブログ記事です。

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