江戸坂道散歩:(14) 関口〜目白台 薬罐坂・胸突坂・幽霊坂

| コメント(0)

薬罐坂少し間が空いてしまいましたが、雑司が谷の旅猫雑貨店さん訪問のあとは、いざ坂道散歩出発です。

雑司が谷から不忍通りを目指して商店街を進みました。通りに出て道を渡り、目白通りへ向かう途中で薬罐坂(036)へ。坂といってもかなり緩やかな坂です。

胸突坂目白通りから椿山荘方面へ進み、関口芭蕉庵へ向かう道に曲がると、椿山荘の脇の道「胸突坂」(037)です。ちなみに胸突坂の坂下に、かつて松尾芭蕉が住んでいたといわれる「関口芭蕉庵」があります。ここも急坂振りがスバラシイ。周辺は、細川家所蔵の美術品を集めた細川家下屋敷跡の「永青文庫」と椿山荘のおかげで緑が豊かで風情があります。

Saka0611Yurei胸突坂の永青文庫を挟んで反対側が「幽霊坂」(038)。ちょうど日も傾き始めていたこともあって、薄暗い雰囲気たっぷりでした。

新江戸川公園この坂の下には、文京区立新江戸川公園。ここも細川家のお屋敷跡で、日本庭園になっています。無料で入れますのでちょっと散策。静かで良いお庭でした。私が行った時は紅葉はチラホラでしたが、今ごろはちょうど見ごろかもしれません。また後日ゆっくり訪れたいなと思って公園を跡にしました。

コメントする

アーカイブ

子規の一句

花一つ一つ虻もつ葵かな

くものす洞広告

このブログ記事について

このページは、raizoが2006年12月 6日に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「デジカメWatch:ニコン D40のレビュー」です。

次のブログ記事は「「吟遊書人―神田神保町古書街ガイド」と神保町の記事@朝日新聞」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。