前回の場所から先に進むと突き当たりが「宝竜寺坂」(079)の頂上。かつては樹木が生い茂って薄暗かったので、幽霊坂とも呼ばれていたそうですが、ここもマンションとマンションの谷間の坂になっていて、現代になってもキレイだけれど薄暗い坂。
坂上をさらに先に進み、突き当たりを左に曲がると長い下り坂。ここが「滝の坂」(080)。このあたりは表通りとは違って静かな住宅地です。
滝の坂を下り、坂下の早稲田通りから再び外苑東通りへ。最初に降りた牛込柳町駅周辺に向かいます。
この途中で、牛込保健センターの信号を右折して漱石公園に寄り道。「漱石山房」と呼ばれた漱石の旧居跡で、漱石終焉の地の碑もあります。良い天気だったのですが、人影は少なく、ひっそりした雰囲気でした。
漱石先生の像を別の角度から見てみると...またしても建設中のマンションがそびえたっております。東京の空はどんどん狭くなっていきますねぇ。
一旦、外苑東通りに戻ったものの、通りから気になる坂を発見。ちょっと寄り道してみました。
坂の上まで行ってみると、こんな眺めでした。坂下の緑地が良い感じ。しかしまたしても視界に大きなマンションが...。今までも坂上から下を眺めると、正面のマンションが視界を遮ること多し。どうしてなんでしょう。
ここでデジカメを構えていたら、おじさんに「漱石公園はどこでしょう」と道を尋ねられました。漱石公園は本当に漱石ファンの巡礼地なんですね。(続く)
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