かなり久しぶりです。でも情熱が失せたわけではなく、ひっそりと続けております。今回の旅は実は7月ごろのもの。「芸大コレクション展:歌川広重《名所江戸百景》のすべて」に見に行く際に大きな寄り道をした時のものです。
now and then: 広重「名所江戸百景」@芸大美術館
あいにくの雨の日でしたがスタートは千駄木。古書ほうろうで本を売り、そして買ったあと、すぐ脇の「大給坂(おぎゅうざか)」(117)を上ります。
坂上の公園の銀杏の木を見た後は、一旦また坂を降り、不忍通りには出ずに細い路地を通って根津方面に向かいます。
途中で通りかかったのが「須藤公園」。雨が降っているので本当に静かです。こちらはその須藤公園の脇の坂。名前は無いようです。
文京区 須藤公園
公園を過ぎ、路地をさらに進むと「団子坂」(118)の途中へ。ここでは坂上には行かずに坂を下り、さらに上野の山方面に向かいます。
不忍通りを渡り、しばらく進んで文京区と台東区の境目の道を南進。途中左に折れて上野桜木方面へ登る「三浦坂」(119)へ。ここは有名な坂だけあって、雨の日でしたが味があります。車が1台通るのがやっと?と思うような細い道ですが、意外と車が通ります。
坂上は谷中の寺町。右手の方に進み、言問通りに出れば、目的の芸大美術館まではあとちょっとなのですが、ここでもう少し坂巡り。かつて坂道本を拾った交差点から南進し、最初の角を右に曲がると「三段坂」(120)。かなり緩やかではありますが、坂が三段になっているのです。
もう一度坂上に戻り、さらに南進して左に進むと芸大方面ですが、ここで右の上野高校方面に進みます。カーブしてる道なりに進むと「清水坂」(121)。ここはカーブのきつさと蔦の緑が印象的。実は蔦の絡まるカーブの壁には、曲がりきれずに多くの車がボディーを擦った跡がたくさんついています。
清水坂をじっくり堪能(画像ももう少し堪能したい方は、画像をクリックしてflickrのアルバムでどうぞ)したところで、今下りてきた坂道を戻り、今度こそ芸大方面へ向かったのでした。
おしまい。
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