江戸坂道の旅:(35) 新宿区 新坂・暗闇坂・自証院坂・禿坂・安保坂・茗荷坂・瓶割坂

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新坂前回の続きです。

曙橋を乗り越えて再び靖国通りへ戻り、右手にちょっと進んで左折したところが「新坂」(127)。明治の坂で、マンションの谷間になっておりますが、坂の途中に緑もあって少しほっとします。

暗闇坂お寺が点在する横丁を進み、全長寺というお寺の西側を下るのが「暗闇坂」(128)。写真は暗闇坂の一番下の階段です。現在はまさにビルの谷間で昼までも暗い暗闇坂になっています。

このあたりで坂道歩きをしている団体に遭遇。ガイドのおじさん1人に20人位の高齢者。実は私自身はこのあたりで暑くてへばっていたのですが、坂道ツアーの方々はみなさんお元気そうです。みなさんガイドの方の説明を熱心に聞いていらっしゃいました。

自証院坂またも靖国通りへ戻り、成女学園の脇道に入ると「自証院坂」(129)。このあたりでは先ほどの坂道ツアーの皆さんと一緒に歩きつつ先へ。

禿坂ツアーのみなさんが自証院(お寺)を見学している脇を追い越して、富久小学校の裏をぐるっと回りこむと「禿坂(かむろ)」(130)に出ます。

安保坂禿坂を下り、靖国通りを右折すると「安保坂」(131)

茗荷坂安保坂に平行するように、お寺の脇を下るのが「茗荷坂」(132)。周辺のお寺におじゃまして、境内を少々散策させていただいたりも。今までの道々、お寺が多いのが意外でした。

瓶割坂靖国通りに戻って、新宿方面へ向かうゆるやかな坂が「瓶割坂」(133)。この先を進むと伊勢丹などがある新宿東口方面に達することになります。本日も暑い中かなり歩きましたので、あとは歩かずに都バスに乗って新宿駅へ戻りました。

今回は淡々と坂道だけ紹介してしまいましたが、坂道の旅の醍醐味は、今まで知らなかった東京都心の街中を歩く...ということです。決して高級住宅街ばかりではない東京の町並み。みんなマンションになってしまわないうちに、もっと味わいたいなと思っています。

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このページは、raizoが2007年11月 9日に書いたブログ記事です。

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