16日のもう1つのお買い物は「Microsoft Office 2008 for Mac」でした。ファミリー&アカデミックで充分なので、半分ためていたヨドバシのポイントを使って購入。おまけのマルチペン(ボールペン3色+シャープペン)ももらいました。
16日のMacBook Airのインパクトが大きすぎ、ひっそりとした滑り出しとなったOffice mac 2008。パッケージは小振りで、中をあけると簡単なインストールの説明とDVDが1枚だけ。最近は紙のマニュアルも省かれる(PDFで収録)ことがほとんどなのでスカスカです。昔のOfficeなんかマニュアルだけでスゴイ重さだったのに...。
ファミリー&アカデミックとフルバージョンの違いは、Exchangeサーバー対応のEntourageが必要かどうかで決まります。私の目的はもうExcelのためだけなので、迷わずファミリー&アカデミックを選択しました。
まずはiMac G5にインストール。ファミリー&アカデミックにはインストールキーが3つついていて、ご家庭内などで3台までインストールできることになっています。
インストール後、目的のExcelを起動してみました。今までのOffice 2004はPower PC上でキビキビと動いてくれていたのですが、2008が起動に時間がかかり、動作も心なしかもっさりした感じがします。
メニュー周りに大きな変更はなく、ちょっと安心しました。Windows版の2007のExcelのメニューは変なことになっていて、慣れないとなにがなんだかわかりませんでしたので、Mac版も同様になるのではと心配していたのです。
少し使ってまず気になったのは「プレビュー」が無くなっていたこと。ページレイアウトビューや、印刷ダイアログのプレビューで我慢しろ...ということのようです。変わりにブラウザでプレビューというメニューがありましたが、ブラウザで見ても仕方がないので使わないことになりそうです。
見た目で大きく変わったのはパレット類。右側に現れるパレットは、今までの書式に加えて、関数やオブジェクトのパレットなど7種類。また、ブック上部にメニューボタンがくっついています。このメニューボタンは、ブックのウィンドウ右上の長丸ボタンをクリックすることにひょって隠れます。私はここに、書式パレットに登録されていないもので、よく使うコマンドを登録しました。
逆に、画面上部に現れるツールバーの使い勝手が悪くなりました。まず数式バーが横イチに目一杯広がっていて、せっかく縮めても、次にエクセルと起動すると元に戻ってしまいます。そして自分でカスタマイズしたパレットを作っても、パレットの位置もデフォルトに戻ってしまい、かえってうっとおしくなってきました。もう通常作業は書式パレットとブックのメニューボタンで間に合わせることにします。
もう1つの新登場「エレメンツギャラリー」も、マイクロソフトらしいおせっかい機能。テンプレートやワードアートなどが簡単に呼び出せるのですが、ブックのメニューボタンと違い、こちらはシートにくっついていて取れません。どうやったらこのメニューを消せるのでしょう。
肝心のWindows版とのレイアウトの互換性問題ですが、メイリオフォントを使うと崩れないそうです。うむむ、職場ではVistaが入っているパソコンなどまだ1台もありませんし、メイリオフォントがメジャーになるまでには、まだまだ時間がかかりそう。Excelのレイアウト崩れには当分悩まされそうです。
ちなみに、iMac G5で使用中、起動したまま別のアプリケーションを使っている間に強制終了してしまったのが1度、既存のワークシート編集中にレインボーカーソルが回り出してフリーズしてしまったのが1度、Spotlightのインデックス作成とバッティングしてしまったためか、「メモリが足りません」と言われてシートが保存できなかったのが1度ありました。PowerPCでの仕様は不安定なのかもしれません。
表示をページレイアウトから標準レイアウトに変更し、ルーラーを非表示にし、ブックについているメニューボタンを自分好みにカスタマイズ。iMac G5では2004に戻そうかとも思いましたが、しばらくこれで暮らしてみます。
MacBook Proにインストールしてみたところ、起動は断然速い。さすがきっちりIntel Macに最適化されております。
なお、PowerPointやEntourage、Massengerは全く使いませんし、Wordもたまにしか使わないのでExcel以外は満足にレビューできません。ごめんなさい。
今回のOffice 2008 for Macは、目立った新機能があるわけではなく、主に使い勝手の部分がの変更がほとんど。PowerPC Macを使っている方は、どうしてもXMLベースのワークシートや文書を扱う必要がなければ、今まで通り2004を使ったほうがストレスがないと思います。Intel Macをお使いの方には、ユニバーサルバイナリ化してキビキビと使えますので、2004を使い続けるよりもオススメでございます。
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メイリオフォントは、Adobe Reader 8(をインストールしているパソコン)から抜き取ることができましたよ。
(ご存知でしたらすみません)
手順は検索するといろいろ出てくると思います。私は webdog というジェット☆ダイスケさんのブログで拝見しました。
>たかぃさん
情報ありがとうございます。
しかし...仕事上まわりのWindowsにメイリオが入っていないものが多いので、なかなか思うようには行きません。
それ以前に...どうもiMac G5とExcel 2008の相性が悪く、日々格闘が続いております。