パッケージの見た目は全く同じですが...
左は今まで使っていたTime Capsuleの箱、右(手前の面の効能書きが少し多いわけです)は先日リニューアルしてデュアルバンドになった新しいTime Capsuleの箱であります。
アップル - Time Capsule - Macを自動でバックアップする802.11n Wi-Fiベースステーション。
わが家の新旧入り交じった環境としては、デュアルバンドがうらやましいな...と思ってはいましたが、わざわざ買い替えるほどではないので傍観しておりました。ところがつい最近、ひょんなことから譲り先が見つかって、1年間使ったTimeCapsuleとはお別れすることとなり、2代目のTime Capsuleを購入しました。同じ1TBモデルです。
以前は6万円に近い定価でしたが、現在はそれが5万円ちょっとになり、値段が下がっております。ただハードディスク価格の下落を考えると、あと一息下げて欲しいなぁ。無線LANのルーター・1TBのハードディスク・3ポートのEthernetハブの3台の役割を、電源コード1本で果たしてくれますので、それをどう考えるかです。
さて、さっそくパッケージを開け、また最初から設定か?と身構えていたのですが、移行作業はあっけなく終了してしまいました。
まずは元々のTimeCapsuleが動作した状態のまま、Time Capsule 2号の電源を入れます。この時、特にコード類は差しません。そしてAirMacユーティリティーを起動。
今まで使っていたTimeCapsuleとは別に、新しい2号のアイコンが現れますのでそちらを選択。ネットワークを切り替えるかどうか確認されますのでOKします。すると、デュアルバンドだからなのか、1つのTimeCapsule(2号)なのに、2つのアイコンがリストアップされました。適当にどちらかを選んで名前とパスワードを設定し、先に進みます。
すると、新しいネットワークを作るのか、既存の無線LANの設定を引き継ぐのか、現在のネットワークに追加接続するのか3つの選択肢が現れます。今回は2番目の「既存のベースステーションまたはワイヤレスルーターをTime Capsuleに置き換える」を選択。(察するところ、アップル製品でなくても移行できるようですね。)
で、これでおしまいでした。拍子抜けです。
続けてTime Machineの設定が続きます。とりあえずこれは後から設定することとして、ケーブルを古いTimeCapsuleから2号に差し替えて終了です。もちろん古いTimeCapsuleは電源を落とします。
うまく接続できていることを確認した上で、Time Machineで初回のバックアップを開始。メインのiMacの中身233GBのバックアップは、有線Ethernet(ギガビット)を使って9時間あまりで終了しました。バックアップをしている間に、古いTime Capsuleのハードディスクを初期化(0の書き込み)して、設定も工場出荷状態にリセット。これでお譲りする準備も万端です。
最初のTime Capsuleを買った際の設定記事は、当サイトの人気コンテンツ(?)となっており、コンスタントにアクセスがあります。しかし、ルーター機能のないモデムをお使いの方や、どこでもMyMacの機能を使いたい方は、下記でご紹介しているブリッジ接続ではなく、DHCPとNATを使った接続(アシスタントに従って普通にに設定するとこれになります)をお勧めいたします。
now and then: Time Capsule:設定編
実は設置後に余計なことをしてイロイロあったのですが、それはまた次回ということにいたします。
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