「趣味の文具箱」Vol.26 万年筆で書きたい

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ほぼ万年筆マガジン「趣味の文具箱」の最新号が出ました。今回のサブタイトルは「万年比地で書きたい」最近はどうもタイトルが凡庸になってきたような気がするのですが、さて中身はどうでしょう?

今回はいきなり3頁に衝撃の製品が!一澤信三郎帆布の京都弁護士協同組合のコラボでできた「京都弁護士用かばん」。書類がどっさり入るようにマチがあり、底には鋲もついていますの、床に置けば立ちます。ペンさしも4本分、ファスナーつきポケットや、iPhoneもちょうど入りそうなポケットもついていて、大きめのトートバッグとして実用としてとても良さそう。欲しいなぁ。

最初の特集は「良いペンのある人生」。松任谷正隆さんや水道橋博士さんから高校生までの10人が登場。お小遣いを投じてコツコツ万年筆を購入する亀井君がいいです。フルハルターに行くのはまだ早いので大人になってから…なんて、そんなことを言えるなんで偉いなぁ。毎日朝刊の見出しを、全ての万年筆を使って書き写すのが日課だそうですよ。ううむ感心しました、見習いたいものです。毎日少しずつ使ったほうが、万年筆の健康のためにも良し。

他には、文具王高畑正幸さんの紹介なども楽しく読めました。

気になったのは「万年筆の素朴なギモン」のコーナー。ボトルインクは3年ぐらいが消費期限だとのこと。古いインクたくさんあるのです。結局気に入らずにほとんどお蔵入りしているようなインクは、思い切って処分したほうがいいのかもしれませんね。

今回一番気になった万年筆は、裏表紙に広告の出ていたカランダッシュのCAELOGRAPH。

ナイトブルーの中国漆が塗られたボディは星空をイメージし、北半球で観測可能な353個の星と51の星座がシルバーの微粒子で刻まれています。ボディの中央にある2つのリングで日時を調整することにより現在だけではなく、過去や未来の星の位置を特定することができる魅力的な逸品です。

…だそうです。星空が手の中に収まるようなペンですねぇ。お値段もそれなり…50万円弱となると、買ってしまいそうというレベルを超えておりますな。

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このページは、raizoが2013年8月 2日に書いたブログ記事です。

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