今回はいきなり3頁に衝撃の製品が!一澤信三郎帆布の京都弁護士協同組合のコラボでできた「京都弁護士用かばん」。書類がどっさり入るようにマチがあり、底には鋲もついていますの、床に置けば立ちます。ペンさしも4本分、ファスナーつきポケットや、iPhoneもちょうど入りそうなポケットもついていて、大きめのトートバッグとして実用としてとても良さそう。欲しいなぁ。
最初の特集は「良いペンのある人生」。松任谷正隆さんや水道橋博士さんから高校生までの10人が登場。お小遣いを投じてコツコツ万年筆を購入する亀井君がいいです。フルハルターに行くのはまだ早いので大人になってから…なんて、そんなことを言えるなんで偉いなぁ。毎日朝刊の見出しを、全ての万年筆を使って書き写すのが日課だそうですよ。ううむ感心しました、見習いたいものです。毎日少しずつ使ったほうが、万年筆の健康のためにも良し。
他には、文具王高畑正幸さんの紹介なども楽しく読めました。
気になったのは「万年筆の素朴なギモン」のコーナー。ボトルインクは3年ぐらいが消費期限だとのこと。古いインクたくさんあるのです。結局気に入らずにほとんどお蔵入りしているようなインクは、思い切って処分したほうがいいのかもしれませんね。
今回一番気になった万年筆は、裏表紙に広告の出ていたカランダッシュのCAELOGRAPH。
ナイトブルーの中国漆が塗られたボディは星空をイメージし、北半球で観測可能な353個の星と51の星座がシルバーの微粒子で刻まれています。ボディの中央にある2つのリングで日時を調整することにより現在だけではなく、過去や未来の星の位置を特定することができる魅力的な逸品です。
…だそうです。星空が手の中に収まるようなペンですねぇ。お値段もそれなり…50万円弱となると、買ってしまいそうというレベルを超えておりますな。
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