アナログレコードの復権と紙の書物のミライ。

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最近アナログ・レコードの人気が高まっているという話はあちこちで聞いていましたが、あらためてこちらの記事を読みました。

音楽が配信中心になった今、なぜ人は大きくて不便なアナログ・レコードに向かうのか | 林伸次(bar bossa)

このレコード人気で、新譜をレコードでもリリースする方も増えているようです。

地元のディスクユニオンでも、安価なレコードプレーヤーやレコード針が販売されています。そりゃそうですね、「レコード」を売っている訳ですから、再生できるお道具も一緒に売らないと。

かくいうわが家も、レコード・プレーヤーが無くなってから久しい。20年ぐらいになるかも。でもレコードはまだあるんです。実家にはまだありますし、自分の古いレコードは実家にあったりするので、たま〜に実家で聞くこともあります。レコードに針を落としたり、傷を付けないように気を使ったり、回転数がおかしくないか確認したり…そういったことも楽しみだったりするのかもしれません。

ちなみに、最近どこかで読みましたが、日本は音楽配信が発達してきてもCDが売れる、世界的に特異なマーケットなのだそうです。

いや、本題はそんなことではなく、この記事中の「中古レコードの楽しみ」ということで、前の持ち主の痕跡の話のこと。「物語」がある…という話。

それって古本でも全く同じこと…というか古本はレコード以上にそんなことがよくあります。前の持ち主の本の裏書(どこでいつ買ったのかなど)・切符・映画のチケット・新聞の切り抜き・レシートなど、いろんなものが挟まっています。

これからますます電子書籍が増えていく(私もビジネス書やマニュアル的なものなどは電子書籍で充分だと思いますよ)のでしょうが、ある程度紙の本のマーケットが縮小したのち、いつかいまのアナログ・レコードのような位置づけにだろうか…なとど思ったりしたのでした。

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