大地図作成でMac OS Xの「マップ」を見直した!の巻。

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仕事でちょっと広範囲な地域を表示した地図を大きくプリントアウトする必要があり、無料の範囲でなんとかしようとあれこれ苦心していました。Windows 7で…です。

ぱっと思いつくのはオンラインの地図サービスを使ってコピペして…というところかと思いますが、小さな地図でしたら訳なくできるのですが、大きな地図をある程度高い解像度で…と思うとなかなかうまくいきません。

ふと思いついて、職場に1台だけあるMacの「マップ」アプリを使ってみました。

当初は使い物にならないと不評だったこともあり、特にMacではほとんど使うことのなかった「マップ」。特に地方では地図もデータが古く、衛星写真も画像が荒いので、大都会でしか使えないものという印象がありました。

それは今も変わらないのだけれど、もしかして…と思い、PDFで出力する方法でトライしてみました。

まずはデータ化したいエリアを表示し、「プリント」からPDFに書き出します。ここで「PDFとして書き出す」ではなく「プリント」にするところがミソです。「PDFとして書き出す」にすると、メモのような地図しか保存されません。

さらに…ただ「プリント」からそのままPDFに書き出すのでは同じこと。ここでプリントの設定に変更を加えてから書き出すのです。

どんなプリンタを使っていても構わないので、用紙設定でカスタムサイズを指定します。ここで、かなり大きいサイズの用紙を自分で作ります。たとえば1m×1mなどです。
マップの書き出し設定
ここで用紙を大きくすると、プレビューで見ている地図の範囲が用紙に合わせて広範囲に広がります。それを確認してウィンドウの左下の「PDF」のところから「PDFとして書き出す」を実行します。

すると大きなPDFファイルの地図ができあがり。縮小してプリントするとそれなりに高解像度になりますよ。

有料のマップなどに比べると、ランドマークの数などはだいぶ少ないですが、公共交通機関な道路は出てきますし、仕上がりもキレイで充分実用に耐えました。

私がWindowsに疎いだけかもしれませんが、Macでやったらこんなに簡単にできたというお話でした。有料マップサービスを使わずともかなりキレイな大地図ができますので、お試しあれ!

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このページは、raizoが2015年7月20日に書いたブログ記事です。

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