禿山さん(38):アララギ第5巻第8号

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アララギ第5巻第8号

 短歌雜詠
  ⚪︎            湯 禿山

大寺の森をし繁み雨の日も己が世歌ふ百とりのやから

朝風に五百重立つわか葉山道の行手に幸たたへたり

この胸のすがし思日をカタらむに月はいらへず人遠くあり

久方の天ゆく雲の遠からば遠しと思ひもだもあらむを

山若葉風の間に〱(繰り返し)五百葉波千重波式て緑たゞよふ

☆☆☆

春らしい歌。

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このページは、raizoが2016年4月25日に書いたブログ記事です。

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