昨日、最後の仕事を片付けて東京から戻ってきました。早速今朝は石巻駅前の「石巻ふれあい朝市」に参戦。7時15分ごろに言ったのですが、すでに売り切れのものもあり、7時半ごろには撤収するお店も。次回はスタートの7時に行ってみようと思います。
そして、午後には本日オープンの「旧観慶丸商店」に行ってみました。オープニングとして、高校の時の美術の先生だった浅井元義先生の、スケッチ石巻・古い町並みの原画展です。
私は一昨年に仙台のカメイ美術館での展示の時に見に行っていますが、今回は見学無料!
この観慶丸商店が石巻市の指定文化財として残ったのも本当に良かった。特に震災以降古い建物がほとんど無くなってしまった今、ここと向かい側のSSビルは私も昔から好きな建物でした。この度、特に外観はオリジナルに近い形で災害復旧と耐震の工事が終わり、再び中に入れるようになりました。
震災で浸水 旧観慶丸商店の修復工事終了 | 河北新報オンラインニュース
先生が描いた観慶丸商店のスケッチの絵葉書がもらえます!そして作品目録の裏には、実際に先生がスケッチした建物の場所がわかる地図もついていて、今は無くなってしまった建物ばかりだけれど、どこにあったかもわかるようになっています。
ちょうど私が高校を卒業した直後の時期に書かれたものが多い(確かに私が高校の頃、道端で先生がどっかり座ってスケッチしているところに時々出くわしました。)ので、私もスケッチが「懐かしい」と思える世代です。建物って有名なものでないと意外と写真も残っていないので、先生のスケッチ画が貴重な資料になっているのではないでしょうか。私の好きな「スレート屋根」(ムーミンの家の屋根みたいな鱗状に丸いスレートを拭いた屋根)の家のスケッチもあります。
これらのスケッチ画は、南浜町にあった石巻文化センターで津波の被害にあったのですが、博物館・美術館のレスキュー活動で復元されたものも含まれています。一度ドロドロになってしまったとは思えない原画ばかりです。
この絵画展は5月7日まで。そして、観慶丸商店の建物も、よーく見ると素敵なタイル張りですので、作品ばかりでなく、建物もじっくりお楽しみください!
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