田代島行きで20,000歩!

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田代島
今まで行ってみたいと思いつつ、一度も行ったことのなかった田代島。やっと行けました。

石巻から島への航路、網地島ラインの船着場へは実家から歩いて。近道して15分くらいでしょうか。多くの方は車で来て無料の駐車場に止めています。駅前から路線バスも出ていますが、日に3本しかありません。


田代島に2つある港のうち、大泊は工事中で寄港しないため、仁斗田港往復券2,460円を購入。往復を買うからといって割引になるわけではありません。ブルーライナーで予定通り9:00出港。スピードは「ブルーライナー」の便の方が所要時間が短いようです。船底の客席(誰も行きません)を除けはほぼ満席ぐらいの乗船率。猫観光が6割、釣りなどのレジャーが3割、仕事や地元の方1割といったところでしょうか。海外からの方は若干名。船に乗るのも久しぶりでした。


田代島
仁斗田港では、日曜日で港にも魚が上がらないせいもあるのか、お迎え猫はナシ。港内であっても、海が綺麗で藻場もあり、島の周りは良い漁場だろうなということが推測できますねぇ。

田代島
観光客の皆さんの人の流れに追従し、猫が多めという表示の集落に向かうと、次々と猫さんたちに出会いました。でもどの猫も一様に若猫のように小さい猫が多いのが意外でした。見かけが汚いような猫もほとんどいないので、他の観光客のみなさんも気軽にナデナデされていたようです。

田代島
集落を抜けるとほぼハイキングコースのような様相。初めてだったので定番の猫神社、そして大泊港まで行って戻って来たのですが、そんな道でも所々で道端でゴロゴロしている猫さんたちに出会う感じです。

田代島
帰りの船の出港時間までの滞在時間4時間は持て余すだろうと思っていたけれど、なんだかんだであっという間に時間が経っていました。
田代島
(道で出会ったイオウイロハシリグモ?大きかった!)

島内には、軽食程度のところが多いですが、飲食できるお店も少しずつ増えているようで、土日であれば予約せずとも利用できるところが5軒はありました。少なくとも土日であればお弁当を持っていかなくてもなんとかなりそうです。今回は、大泊港近くの古民家カフェ「福猫」さんで一服しました。
田代島
結局ほとんど島内をハイキングしていたような1日でありまして、道端の植物や(猫以外の)生き物を探しつつ散策。お昼は持参のおにぎりを、マンガアイランドのエリアで海と牡鹿半島を眺めながら食べました。海も青くてきれいです。
田代島
港では、帰りはお見送り猫も何匹か集まっていました。

田代島
帰りの船では、旧北上川河口に近づいて来たところでデッキに上がり、少し寒いのを我慢しつつ、潮風にあたりながら石巻の街が近づいて来るのを眺めました。船はこれが気持ちよくて好きなんです。
田代島
石巻工業港方面を見ていると、珍しく日本製紙の煙突から煙が出ておらず、「あれ?」っと思いましたが、こういった角度で石巻を眺められるのも船ならではです。
田代島
無事船着場に戻り、歩いて駅まで向かう方々(!)に混じって歩いて実家へ。途中、建設中から気になっていた建物で「珈琲」ののぼりがはためいており、近づいてみると「Sun Living Cafe」というカフェが営業中でした。歩いていないと気づかなかった!またまたこちらで一服して改めて帰途へつきました。

実家に到着してApple Watchの歩数計をみると20,000歩オーバー。いやいや歩きましたな。でもお天気も良く、楽しく過ごせてよかったです!

観光地化して残念という声もあるけれど、人口がどんどん減っている中では仕方ないことだと思います。近いうちに船着場も駅から10分程度のところに移動して、遠くから来る方の交通の便も良くなります。観光客と島の皆さんの両方が気持ちよく過ごせる方向で、今後も賑わっていくといいですね。

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このページは、raizoが2018年5月28日に書いたブログ記事です。

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