さすらい姉妹「冒険ぴいたん波まくら漂流記」:水族館劇場が石巻に!

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IMG 5220この週末10月20日・21日両日、さすらい姉妹の「冒険ぴいたん波まくら漂流記」のお芝居がありました。演劇です。「さすらい姉妹」というのは「水族館劇場」の別ユニットではありますが、ほぼ出演者は同じなのだそうです。

個人的にはこれまでに数えるほどしか演劇をみたことがありません。それでも「水族館劇場」は知っていました。はじめに聞いたときは「水族館?」と思ったこと、小屋を建てて水を使ってすごいことをやっているらしい、古本関係者のTwitterをフォローしていて、時々その名を見かけていました。


この夏の石巻一箱古本市のとき、お隣でお店を出した大島幹雄さんから今回の計画をうかがって、ずっと楽しみに待っていました。空き地で野外公演をすること、そして願わくばいつか中瀬公演に小屋を建て、大規模な公演を実現させたいというお話です。

今回のさすらい姉妹公演の初日は門脇のまねきショップ駐車場、2日目は商店街の中のカンケイマルラボ横の空き地。門小生の私は、やはり愛着のある門脇で!ということで、初日に自転車でかけつけました。

自転車で来ていたのは私くらいで、半分以上は門脇の方々(だと思います)、あとは市内から車で来た方、地元の人ではないなという雰囲気の方達です。舞台そのものは、まねきショップの駐車場ではなく、門脇復興住宅の集会場前の広場にできてていました。舞台といっても、ロープを張って暗幕を吊るすという本当に簡単なものでした。

私はゴザの桟敷で観劇。すぐ眼の前で役者さんたちがパワフルに演じます。

ミュージカル風に歌もあり、地元協力者(演劇素人さん)の出演もあり、個性的な出演者ばかりのちょっとドタバタ的なストーリー。思いのほか地元のおばあちゃん達が手を叩いて喜んでいて、純粋にワハハと笑っていて、それがまたそばにいてほほ笑ましく、大衆演劇の旅公演のような雰囲気でした。まさに「娯楽」ですねぇ。

ただスタート時は薄曇りだったのですが、観劇途中に湊の臭い(石巻が臭いといわれる原因であり、臭ってくると天気が悪くなる)がしてきて、あれちょっとまずいなと思っていたら、Apple Watchの防災情報にも雨雲接近の知らせ、そして劇中で船に嵐が来るシーンでとうとう雨粒が降ってきました。

徐々に雨足が強くなり、急遽劇中で「あと4分」のお知らせが出たのですが、それでもますます雨が降ってきて、傘を持っていた私は、少し離れた屋根のあるところに退避したり、おばあちゃん達が気になって傘を差し出したりしているうちに芝居が終わってしまい最後を見逃してしまいました。ちょいと残念!

夕方からは、ライブハウス「ラ・ストラーダ」さんで行われた「水族館劇場さすらい姉妹石巻公演記念イベント」にも参加。『水族館劇場ってなんだ?』と題する、「水のサーカス!野戰攻城の軌跡」の映像上映と、水族館劇場代表桃山邑と石巻学プロジェクト代表大島幹雄さんの対談がありました。

地元からの参加が少なくて残念でしたが、映像もトークも内容の濃いものでありました。眼の前で桃山代表のお話が直接聞けて良かったです。ほんとうに。あぁ、もっとたくさんの人たちに聞いてもらいたかった…。へたな有名人の講演会よりずっと良いのに、なんだかこちらが申し訳ない気持ちにもなりました。

そして、実際の公演の映像を拝見し、これまでの歩みも含めて「水族館劇場」を知ることもでき、ますます「ぜひ中瀬に小屋を建てて水族館劇場に公演をしてもらいたい!」という気持ちになりました。ただ、「水」の仕掛けという点で、石巻という地ではデリケートな感情もあるかもしれませんね…。いや、それでも「水族館劇場」であれば、そんな心配を払拭するものを作ってくれそうな気もしました。

イベント後の懇親会では、劇団の役者さんともお話しさせていただきましたが、若い劇団員さんと古本の話(最初は日本映画の話だったのですが…)となり、盛林堂書房の「野呂邦暢古本屋写真集」にはじまる岡タケ&古ツア3部作もずっと買っていて次の「青春18切符の旅」も予約した(そこまでいくと本物の古本者)という話などで盛り上がりました。

最後はなぜか古本の話でおしまいですが、今回は個人的にも新しい体験をさせていただきました。2日目のまちなかでのお芝居(ページトップの写真)は、好天にも恵まれ、地元商店街界隈のみなさんも集まって盛況だったそうです。水族館劇場の関係者の皆様、準備をされた大島さんやラ・ストラーダさん、お疲れさまでした。そしてありがとうございましたっ!

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このページは、raizoが2018年10月22日に書いたブログ記事です。

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