禿山さん(46):アララギ第6巻第9号

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アララギ第6巻第9号(十月号)

 黄昏
            湯本禿山

風光るわか葉の杜にわが立てれ萎えたる心はえあらなくに


はつなつの緑湛へて光る風はえなきわれもあむるなりけり

学校のゆくさかへるさ墓はらをそぞろ心にふみにけるかも

はかはらの土をふみつゝある時は唯なつかしく思ひしことあり

しづけさを思ふはか原かしこくも日はかゞやけり心落ち居ず

黄昏るゞ野邊の色にも和むらししづかに響く里の寺のかね

軒下ゆたゞにつゞける千町田のことよ秋のいねのほなみよ

黄昏をうどくともなきかの雲のしづかに人をわがまちかねつ

    ⭐︎⭐︎⭐︎

ネタがみつからず、半年ぶりに禿山。

読めなかった漢字
湛(タン)=いっぱいに満ちる
(湛へて → たたへて…か?)

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このページは、raizoが2018年12月 4日に書いたブログ記事です。

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