世の中は明日が3.11ということで、テレビなどみていると多少ザワザワした感じもしますが、ここ石巻はこの土日も思いのほかとても静かです。多少仙台ナンバーとか他県ナンバーの車が多いかな?旅人が若干歩いているかな…といったくらいでしょうか。上空をヘリコプターが飛んでいったりもしますが。
私が石巻に引っ越してから、昨日でちょうど2年になりました。今日から3年目です。
あっという間のような、そうでもないような…。引っ越し当初は、新居に入ったということもあり、ワクワク感でテンションが上がっていました。引っ越し大作戦、DIY含め、よくやったなぁ。1年目は反動で少し行き詰まったような気持ちにもなりましたが、2年目に入ると身体が慣れてきたようです。
住んでみないとわからないことはたくさんあります。「石巻ひどいなぁ〜」ということのほうが多いのですが、日々の暮らしのなかではうれしいこともあります。人と人のつながりにおいては都会に比べて当然濃くなり(農山漁村ほどではないですが)、自分1人が社会に与える影響が、(ぷー太郎的な生活であっても)少し大きくなったような気がします。
地元の皆さんは、折りに触れ東京に出て都会を楽しんで帰ってくるのが娯楽の1つのようです。けっこうお金はかかりますけど。テレビなどからはとにかく毎日「東京、東京」ですから、どう考えても東京は楽しそうに見えますし、それに比べて田舎は何もなくてつまんない…と感じるのは仕方ないことではあります。若い人もどんどんいなくなります。人口も減ります。それが都会以外の日本のほとんどの地域でそうなのかと思うとすごいことですね。
買い物も東京資本のお店にどんどん流れ、地方に住んでいても東京にどんどんお金が吸い上げられていきます。もっと地元だけでお金が回るようになるといいのにな…と思いつつ、私も通販が多くなりました。
地方経済が活性化するなんて、今後あり得るのだろうか…とおもう今日この頃です。
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