しかし…いまさら宮城の地でこの東京の地形本を読んでどうする…と思ったのだけれど、やっぱり読みたい…ということでネットで買って読みました。地元の本屋さんには当然無いですし、地元図書館にもまず入らない本ですから。
今回は多摩武蔵野編。川崎ではあったけれど、多摩区にも住んでいましたし、多摩地区も、最後の勤務地でもあったのでとても馴染みのある地区であり、この本の中にも勤務地の名前も出てきます。多摩丘陵が懐かしい…。
いまやすっかりベッドタウンのイメージが強いですが、多摩丘陵、崖地形、川…ダイナミックな地形に改めて驚かされます。東京都心の凸凹とは違い、里山として自然がそのまま残されていたり、住宅地のオアシス的なところも多く、知らないところばかりで読んでいると行きたくなってしまって困りました。東京にいるときに読んでいたら、絶対にあちこち行ったと思います。せっかく定期もあったのだから、もっとあっちのほうも行ってみれば良かった…など悔しくなることばかり。
いや、再び訪れる機会もあるかもしれないですからね。その時に備えて脳内で旅のシュミレーションしておきます。
少し高い本ですが、やっぱり良かった。東京近郊にお住まいの高低差好きの方にはオススメです。このシリーズは本当にどれも良いですよ。
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