ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」

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あまりに話題になっていたので逆に避けていたけrど、結局は年末読書で読了。

イギリス人のご主人との間に生まれた息子さんの中学生生活にまつわる諸々ですが、読みやすい文で書かれたエピソードを通して、今のイギリスの格差社会・移民社会の一端を実感できます。


この本の前段階、ブレイディみかこさんの著書ではこんなでした。

ブレイディみかこ「子どもたちの階級闘争」 - now and then

この本も面白かった。このときは、タイトルと出版社のイメージが堅くて一般受けしなかったのだと思います。本の値段も高いですし。どちらかというと移民社会の話であったように思いますが、今回の本はぐっととっつきやすい本に仕上がっています。内容も息子さんの成長物語という面もありますね。

これは舞台がイギリスだからと違う世界の話のような気もするけれど、近い将来日本でだって起り得るし、すでに起きているのかもしれないし。イジメに関しては日本の方が陰湿なのかもしれないなと思ったり。多くが右へ習えの日本の社会とは、こどもたちの世界も様相が違うのでしょうが、こういうのもありなんだよ…と若い人にも読んで気付いてもらいたいです。

いろいろあるけれど、まわりの状況に冷静に向き合っている息子さんに拍手であります。素敵な大人になって欲しいです。この先も、きっとまたブレイディみかこさんがなにかしらどこかで書いてくれそうですし。

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このページは、raizoが2020年1月 7日に書いたブログ記事です。

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