禿山さん(49):アララギ第8巻第1号

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アララギ第八巻第壱号

久志呂歌巻

   ○ 湯本禿山

わが咳に木霊應(こた)ふる峡(はざま)路一人つらつらもの思ひ行くも


現身(うつそみ)に遠かるおもひ染々(しみじみ)と山の寂寥(しじま)を味いにけり

草原に夕日ただよひよろわたる風のゆくゑに秋立つらしも

雨しとど眞畫小暗(をぐら)き窓の外(と)にわが下思(したおも)をこほろぎ鳴くも

我(あ)に似たる心ほそほそ鳴き出でて思ひなやむかこほろぎ汝も

白々と明けゆく町の霧深み殘りの電燈(ともし)はつはつに見ゆ

         以上 中村憲吉 選

              ⭐︎⭐︎⭐︎

禿山さんのアララギへの投稿短歌。またしても間が空く。7ヶ月ぶりである。
なんのことはない、ブログのネタ切れということなのである。

それにしても、最近流行の短歌と比べるとなんと古風なこと。
今回はコオロギ登場。意外とムシたちも登場するのだ。

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