石ノ森萬画館「ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ」:短編映画もGood!

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Ishinomori Mangakan先日冷たい雨の降る平日に、石ノ森萬画館でただいま開催中の特別展「ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ」を観てきました。

【第76回企画展】ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ(2019.12/21~2020.2/11) | 石ノ森萬画館

ショーン・タンはオーストラリアのイラストレーター、絵本作家。これまでの石ノ森萬画館の展示ではあまりなかったのでは?と思うほどのアート展示でございます。


まずは、この開始時間に合わせて入館したので、アカデミー賞の短編アニメーション賞を受賞したアニメーション映画「ロスト・シング」を鑑賞。これは良かった〜。また観に行きたい(年パスですから)なぁ。

そのあとに展示を観ました。たくさんの原画、草稿、下書きが並んでいます。みんな手描きですし、どれもまさにアート作品です。なんとも不思議な生き物がいっぱい…そしてそれが生き生きして見えるのが不思議です。

大作『アライバル』ができるまでも圧巻。構想段階から完成まで、絵の緻密さも考えると膨大な時間を費やして完成したことがわかります。実際の絵本をパラパラと手にしたことはあったのですが、あらためてまさに大作なんだと実感しました。「石巻まちの本棚」の蔵書にありましたので、あとでまた絵本をゆっくり読む…いや字はないので眺めようと思います。

ショーン・タンへのインタビュー映像(それぞれ20分前後)も興味深く、ほとんど来館者がいなかったので、じっくり全部観てきました。これも時間が許せば両方観た方がいいですっ。公式図録にはこのインタビューの全編が収録されているとのことです。

Ishinomori Mangakan帰りにはショーン・タンの公式グッズ…ではなく、3割引になっていた章太郎てぬぐい(リボーンアート・フェスティバル2019公式グッズ)を買って帰ってきました。最近はすっかり章太郎押しですから。そうそう1月25日は石ノ森章太郎の誕生日ですしね。

いやいや萬画館の展示としては近年まれにみる良さでした。地元でこれほどレベルの高い展示を見ることができて感激です。何度も行っている方もいると聞いたのですがそれも納得。時間があればまた行こうかな。


Ishinomori Mangakan(赤塚先生とトキワ荘模型。)


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