WWDC 2020 キーノート:やはり肝はApple Siliconでしょう。

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今までよりも、より多くのデベロッパーにアップルの考えていることを伝えるという意味では、オンラインという今回の新しいWWDCのやり方が、かえって功を奏するかもしれません。そう思わせるWWDCの開幕でした。ストリーミングは公式サイト、PodCast、Youtubeで。

Apple Events - WWDC20 - Apple
WWDC 2020 Special Event Keynote -- Apple - YouTube

最初にティム・クックが登場し、人種差別、不平等、不公正について、そしていま米国が感じている悲しみについて、ジョージ・フロイドさんの事件にまつわる行動について、そして会社として人種的平等に挑む宣言から始まりました。おそらくそうじゃないかとは思ってましたが、まさにティムらしい。そして医療関係者への感謝や今のコロナ禍の世界について、そして本題へとつながります。

さすがApple。あらかじめ撮影していたものを流す形の基調講演でしたが、トータルでかっこよくできあがってました。 いつものように会場からの拍手と歓声が無いのは寂しいですが、ティムをはじめ、クレイグがなんとも楽しそうにプレゼンするので、こちらもなんとなく楽しくなりますな。

今回は、Appleの公式サイトのストリーミングで観ると、日本語字幕が選べるようになっており、とてもわかりやすかった!今まであまり得意ではない英語で聞いて、なんとなくこうかな?と想像しながらでしたが全然理解度が違いますねやっぱり。

私が個人的に気になったところをピックアップしますと...

iOSでは、日頃整理に悩むApp群の整理ができそうなのが良さそう。Siriも控えめに出てくるようですし。あとはCarKey、車のデジタルキーですかねぇ。鍵を持ち歩く必要がないなんていいなぁ。watchOSでは文字盤を自由に変えられそうなのが楽しみ。そして何より手洗いアプリ。早く使ってみたい!マイナーアップデートで早く使わせてくれないでしょうか?

OSで一番大きく変わりそうなのがmacOS。このところダークモード採用以降は進化も止まったか?というところでしたが、とうとうXから11とメジャーアップデート。いやいやXの時代がこんなに長く続くとは思っていませんでした。ベータ版など並んで入手した頃が懐かしいです。

OSのプレゼントータルで印象的だったのが、途中で何度も「プライバシー」の機能について、それぞれのプレゼンターが言及したこと。それだけ力を入れているということなのでしょう。

しかし何より最後のApple Silicon の発表に一番力がこもっていたような気がしました。会場だったらここで大拍手と歓声だったでしょうねぇ。Macに最適化されたチップ、どんな威力を発揮するのか、また楽しみが1つ増えました。

Apple、Macの「Appleシリコン」への移行を発表 | APPLE LINKAGE

しばらくはApple Silicon Universalかどうかでアプリに差が出そうですが、CPUがPowerPCになったとき、Intelになったとき、それぞれかなり大騒ぎだったけれど、喉元を過ぎればすっかり当たり前です。最近32bitのアプリを切り捨ててきたのも、このためだったのかもしれません。

そもそも「Rosetta」が懐かしいですよ。古いアプリの互換性を保つために、かつてPowerPC用プログラムコードをインテル用コードに変換するための技術でした。その名前が再び使われるとは!さすがアップル。シャレがきいてます。古くからのデベロッパーはここでニヤニヤしたのかな。

これからどんどんネイティブアプリを開発してもらわなくちゃですから、今回のWWDCは中止にできない大切なイベントだったことがわかります。

移行は2年かけてやるそうです。なんかMacBook Proを買い換えたばかりではありますが、将来のApple Siliconに向けて、またお金を貯めないと!

最後は、最初のアップルロゴのカラーでもあり、LGBT運動(これも差別や不平等の問題でもあります。)のシンボルでもあるレインボーのステージを中心にした、本社・Apple Campusが映し出されます。

最後には、このプレゼンの撮影に際し、新型コロナウィルス感染防止についてこんな配慮をしましたよ...というテロップも流れました。完璧です。

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このページは、raizoが2020年6月23日に書いたブログ記事です。

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