これはあくまで個人の感想です。
やっと再び緊急事態宣言が発令。遅い。せめて小中学校の冬休みあたりから出せばよかったのに。
東京都の感染者数のグラフの上昇の角度からすると、急にストップするなんてなさそうですし、政府の諮問委員会の尾身会長が「1ヶ月で下火は至難の業」と言っているのも理解できます。ほおっておくと指数的に増加してしまうレベルに到達、アメリカやヨーロッパみたいになっちゃうのはやはり怖いなぁ。
今回の緊急事態宣言も、ニュースを見ないような人たちまで、その意義も含めてがっつり伝わるようにしないと、まじめに対策している人たちが気の毒です。
最近の私の持論。
首都圏は、進学や就職で地方から来た若者が集まっています。地方から首都圏に行く人は、(自分もそういうところがあったからわかりますが)田舎がつまらないから都会に出ていくわけです。都会は楽しいところがいっぱいありますから。働いてお金を稼いで遊ぶ。どちらかというと遊びたい人が都会に出て行くのですから、じっとしている率は地方に比べてだいぶ低いと思われます。とにかく遊びたい。そういった人達を止めることは緊急事態宣言にはできないような気がします。
一方田舎では、ある程度の地方都市でも世間が狭いので、感染者バッシングなどの厳しい社会的制裁もあり、病気そのものよりもそっちが怖いぐらいの世界ですから、多少のブレーキはかかるので大爆発はしないような気もします。クラスターが発生しては火消し、経路不明であっても小規模のうちに火消し...でなんとかふんばっている感じ。そのあたりのタガがはずれるとまずいわけですが。
自分自身も、去年に比べればだいぶ緩んでいることは事実ですが、注意すべき行動は以前よりだいぶ明らかになってきてますから、そういったところを守って暮らしていくしかないです。
感染して亡くなったり重体になったり後遺症に苦しむことになるのも、医療崩壊も、誰もそうなりたいとは思っていないはずですから、新型コロナ感染について研究・調査されている方々に、納得できる「科学的な」情報をどんどん出していただいて(ドワンゴの記者はいいことを言ったと思いました)、感染が爆発的になったら経済を回すどころではなくなるのだと、もっと国民を脅すぐらいのことを言って欲しいよ...と思った緊急事態宣言でした。
結局日本の政治は国民のためでなく、経済界のためにあるんですね。
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