住吉大島神社の石山でモクゲンジ。

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新しい大島神社

さて、モクゲンジを追うその2。

石巻市の「文化財だより」に、モクゲンジの群落調査の報告があって、その中で住吉町の大島神社の石山にも自生しているという記録がありました。すぐ近所なのでさっそくここもチェック。写真右側の緑がこんもりしているところに、石段があって小山になっています。


ここは、北上川に堤防を作るため、河岸に盛土をし、神社も一度解体。くだんの石山は半分削られてしまい、まわりをかさ上げして神社は再興されました。裏の小山は神社側からみると少し低くなってしまった感じ。しかしこれもヒドイ復興工事だったなぁ。

それはさておいて…この小さな山にもモクゲンジありました。もう花は終わっていましたが、葉が特徴的なのですぐわかりました。小さな木ばかりでしたので、花はあまり咲いていなかったのでは?という雰囲気。

モクゲンジの花一輪だけ(ピンボケてますが)ちょっと咲いていました。これもまだ小さな木。

モクゲンジの実

実がなっている木もありました。右下と上の方にある黄色いツボミのようなモノが実です。この小山のモクゲンジはどれも比較的小さな木ばかりで実も少ないようです。でも工事で切り倒されたりしていなくて良かった。これから木が大きくなって花がたくさん咲くといいなぁ。

今年は梅雨明けも早く、夏が来るのが早く、モクゲンジの花のシーズンを逃してしまった気もするので、来シーズンは少し早めに見に来なくては!

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このページは、raizoが2021年7月28日に書いたブログ記事です。

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