今年の読書を振り返ると、やっぱり小説は薄めでした。持っている串田孫一の本を全部読む…という目標は達成。(読後は秋の石巻一箱古本市でほとんどまとめ買いしてもらいました。)
私の今年の3冊、選んでみました。どれも「面白い!」と思ったものばかりです。
今年もムシですみません。でも何と言ってもこれが一番面白かった。
ライザ・マンディ『コード・ガールズ 日独の暗号を解き明かした女性たち』:思いの外ジェンダーな。 - now and then
こちらはブログには書かなかったけれど、文系の本の中では一番面白く読んだもの。これも半分ドキュメンタリーみたいなものですが、「東京マッハ」の公開句会を書籍化したものです。自分で句を読んだりはしないのだけれど、鑑賞は好きで、長嶋有さんや堀本裕樹さんのファンでもあるのですが、俳句が…というよりは、なによりその公開句会の様子がとても楽しかった。こんな風に楽しめるのかという新鮮さが良かった。
というわけで、来年は今年よりも本を読みたいです。が、なかなかじっくりと読書時間が取れないのが悩みの種。電車通勤していた頃のほうが読めたよなぁ…と思う今日この頃です。
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