石巻市博物館の企画展示「石巻の板碑-調査の記録をたどる-」を見に行きました。かなりマニアックな内容ですが。そもそも普通だったら「板碑?」ですよね。鎌倉時代から戦国時代にかけて立てられた石製の供養塔…だそうです。石巻は石の産地ということもあって、身近にたくさんの板碑が建って(時には寝かされていたりしますが)います。
令和4年度石巻市博物館第2回企画展 「石巻の板碑-調査の記録をたどる-」 | マルホンまきあーとテラス
(写真は展示のレプリカ)です。
私も数年前までは全く興味なしでしたが、郷土史家のおじさまたちと交流しているうちに、石巻に数多い「板碑」に興味がわき始めました。
昨年古本で石巻板碑のレジェンド(佐藤雄一氏)の本を入手したのもきっかけの1つ→
石巻市博物館の常設展をみてから企画展示室へ。平日ながら、歴史おじさまたちが数名、メモを取ったり写真を撮ったり(撮影可)しながら熱心にみていらっしゃいました。
古いものは700年以上前らしい。何が書いてあるか…などは実はあまり感心がないのですが、梵字や描かれている図柄がかっこいいとかそんなところに注目してひと回り。
基本は拓本で記録するそうですが、最近は「ひかり拓本」なる技術が開発され、スマホアプリ版も製作中なのだとか。スマホアプリができれば、一般人でも簡単に拓本が取れるようになるので、いろんな楽しみ方も広がりそうです。
ということで、かなり地味な展示ながら思いのほか楽しかった。常設展+この特設展示で500円は安いと思いました〜。
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