これは単なるはじまり...Apple Vision Pro

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昨日のWWDC 2023の目玉はやはりApple Vision Proでしょう。やっぱり。

Keynote - WWDC23をあらためて観ました(最近は字幕がついてわかりやすい)が、自分が買うかとかそういうレベルではなく、なにか新しいものが生まれたことを見せてもらったという感覚でした。

Apple、空間コンピュータ「Apple Vision Pro」を発表 3,499ドル〜で2024年発売 | APPLE LINKAGE
「Apple Vision Pro」を先行体験! かぶって分かった上質のデジタル体験 - ITmedia PC USER
「過去20年で一番の衝撃」 米アップル「Vision Pro」が登場:普及すれば...... - ITmedia ビジネスオンライン

iPodが登場したときのような感じかなぁ...と思ったけれど、あれはそれまであったMP3プレイヤーなるものがあまりに使い難く、ほらほらアップルならこんなに簡単に楽しく音楽を聴くことができるよ...というジョブズ氏からのアプローチだったように思います。

iPhoneの時は、携帯電話をアップルが作ったらこんなに便利でカッコイイよ!みたいなノリだったかなあ。これもジョブズ氏の得意げな表情が忘れられません。スマートフォンという概念がまだなかったから、あれはあくまでiPhoneの誕生。

今回の発表は、ちょっとSFチックとも思えるようなことが、本当にできるようになるデバイス。空間コンピューティングがこの先世界を変えていくかもしれない。何年かすると、Apple Visionも普通の眼鏡とも合体して、視力の矯正もしてくれて、眼鏡のかわりにかけられるかもしれない。もう重たいノートブックをもちあるく必要もなく、これで電話もかけられてメッセージも読めるならiPhoneもいらない。

思うように体が動かない人にも朗報かもしれない。Apple Vision Proを使って、いままでできなかったことが視線と指パッチンだけでできるようになる。聴覚に障害のある人も、相手の言葉を読み取って字幕のように目で読めるようにもなる。外国人との会話もそうだ。こっちがしゃべるときはどうすればいいのかな。Apple Visionに通訳として自分が言ったことを翻訳してしゃべってらうのかな。

...といったように、これからデベロッパーの方達にいろんな使い方を考えてもらって、この新しいデバイスの使い方をこれから一緒に考えて行こうではないか!というキーノートだったように感じました。

キーノートはちょっと...という方でも、Apple Vision Proの動画だけでもぜひどうぞ。

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このページは、raizoが2023年6月 7日に書いたブログ記事です。

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