Booksのブログ記事 22 / 115
    
    




 

図書館の新入荷本の中で、背のタイトルが印象的で借りたもの。吉田初三郎の鳥瞰図を中心に紹介しながら、日本の鳥瞰図の歴史をたどる本です。




IMG 5030予約注文していた、藤原書店の雑誌「兜太」創刊号vol.1が届きました。今年2月20日に亡くなられた俳人の金子兜太さん。その思想を継承し、俳句界を越えて広く文芸・文化・思想関係の方々の参加による総合紙として創刊されたのだそうです。




昨年「死の棘」、「狂うひと」と島尾家関連本を読みはじめ、その後何冊か継いで、ここまでたどり着きました。図書館の新入荷本を待ちかまえて読了です。島尾敏雄・ミホ夫妻の長男、伸三さんが、子どもの頃に数年住んでいた小岩時代を思い出して書いたものです。


数カ月前に、同じ島尾伸三さんの「小高へ」を読みました。こちらは島尾敏雄の出身地である、福島県の小高(現・南相馬市)を中心に、島尾敏雄の足跡をたどりつつ、家族への様々な思い(良くも悪くもですが…)を綴ったもの。「小高へ」の読後も、なんだか暗い気持ちになり、この感じは島尾系著書に共通するものがあるなと、妙に感心してしまった覚えがあります。

この「小岩へ」は、4〜6歳の伸三さんが体験した当時の小岩の様子、時代を語りつつ、当時の島尾家のくらし、子どもたちの日常が綴られています。比率的にはノスタルジーな話も多いので、「小高へ」ほどモヤモヤしたものは残りませんが、母・ミホさんが精神的変調が始まる時期でもあり、小学生にあがる前の時期でありながら、いろんなことを覚えていることに驚きましたし、それだけ家族の中の緊張感がすでに大きく影響していたのだろうと思われ、この一家の複雑さをあらためて痛感します。

「爽やかな読後感なんて微塵もあるはずがありません」と伸三さんご本人があとがきで語る通りの内容で、ご両親へ不満を述べていることについてわびていらっしゃいますが、それでもこうやってなかばやじ馬的な意識も働かせつつ読んでいる私のような読者も多いはずで、私小説(あまり読まないのですが…)というのも不思議なジャンルだなと思いました。

文章は淡々とした平易な文章なのですが、それでもなんだかやっぱり怖いです。何かがにじみでるのでしょうね。うん。

「狂うひと」読後の感想はこちら
梯久美子「狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ」 - now and then




地元の本屋さんで平積みになったこの本をみて、「あっ!」と驚きました。私の好きなディック・ブルーナ「はなのほん」の絵じゃないですか!

誕生60周年記念「ミッフィー展」グッズ編。念願の「はなのほん」も! - now and then

一瞬「はなのほん」の翻訳本(といっても花の名前ぐらいしか文字がありませんが)が谷川俊太郎訳で出たのかな?と思ったくらいですが、中身を開いてみると詩集でした。店頭で散々迷ってとりあえず平積みでたくさんありそうだし…ということで結局買わずに帰ってきました。

ううん、でも本棚に面出しで飾っておいてもいいよなぁ…




6月に東京に日帰りで行ったとき、神保町の本屋さんの「あちこち」でみかけてヒジョーに気になっていたのですが、その時は買うまではいたりませんでした。その後、石巻に帰ってきてからは地元の本屋さんでは全くみかけず。ネットでわざわざ買うほどでもないし…と思っていたところ、石巻 まちの本棚で借りることが出来ました!




東北大学青葉山キャンパス
仙台で用事があり、せっかく行くなら…と東北大学青葉山キャンパスに2010年にできた「Book+cafe BOOOK」に行ってきました。東北大学生協が運営するブックカフェです。

INFO 施設案内 - book+cafe BOOOK - TOHOKU UNIV. AOBAYAMA CAMPUS -





ブの20 オフで 人生散歩術 と トキワ荘青春日記 元があんまり安くなかったけど あとは家人にたのまれていた沢木耕太郎を100円コーナーで数冊 下鴨行きたいなぁ  古本近所のブックオフで開催中の本の20%オフセールに行きました。最近は本以外の品物のほうが多い店舗で、並んでいる本の半分はマンガですから、普通の本となるとさらに少なく…。最近は値段もしっかりしていて、お買い得感のある拾い物はなかなかありませんが、20%オフならいいか…と、読みたいと思っていた本を何冊か。

その後、用事があってめったに行かないイオンのショッピングモールへ。たまにはと思って未来屋書店にも寄り道しました。





下北沢の古書ビビビさんから届いた夏葉社さんの新刊 庄野潤三の本 山の上の家 です イェイ まずはカラーページを堪能してます夏葉社さんの新刊「庄野潤三の本 山の上の家」を読了。今回も下北沢の古書ビビビ(@binbinstory)さんより通信販売にて購入です。今回は庄野潤三さんの作家案内的な本。

表紙は庄野さんの涼しげな書斎の写真で、とても夏らしい雰囲気ですね。写真では音がないけれど、きっと今ごろは蝉時雨ではないのかなと思いました。




図書館の新刊コーナーから借りたもの。

実は化石などの古生物については、これまであまり関心がなかったのですが、ちょっと気になったので読んでみました。





石巻一箱古本市 開店しました  一箱古本市  石巻数日前から天気予報にやきもきしていましたが、朝から起きると外は小雨。しかし出かける頃にはなんとか雨も上がってきました。昨年に引き続き、なんとか雨が避けてくれる奇跡をねがいたいと思いながら家を出ました。

今回の出店場所、カンケイマルラボさんでは2箱のみ。スタンプラリーのスタンプも無い場所なので、お隣の石巻学プロジェクトの大島さんと2人でのんびりした感じでスタート。時々雨が少しぱらつきましたが、直前にターフを張ってくれまして、安心感がグッと増しました。


 




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