予想通り7月18日(米国発)、MacWorld Expo New Yorkで新製品発表がありました。新聞にものったし、皆さんもうご存じのことと思います。個々の製品についてはアップル社のサイトや、Mac情報系サイトをご参照下さい。詳しく載ってます。
当日は日本時間で19日の夜10時だったのですが、がんばってQuickTimeでのストリーミング(インターネットでの生中継)を見ようとAppleのホームページに接続してみました。しかし!混雑&回線の細さで「音声」しか聞くことしかできず、大発表の前に接続を切ってしまいました。最後になにかあることはだいたいわかってたんですけど...。
先日さっそく新しいiMacと新しいマウス&キーボードを見に行ってきました。実際に見た印象も含めまして、ニューヨークで行われたMacWorld Expoでの発表順にコメントをつけてみました。
1★ スケスケ度アップの光学式のマウス&キーボード
先月の記事でも書きましたが、特に今のUSBキーボードに我慢できない私としてはキーボードに期待大です。キーボードのサイズは大きくなりましたが、例のファンクションキーと一般のキーの間も少し広がって私の希望はかなっているようです。
一方、光学式となりマウスのボールがなくなった「Proマウス」ですが、今までのApple純正マウスの中では抜群に使い良さそうです。本当にボタンはなくなってしまったのですが、違和感無くクリックできます。マウスの脇にボタンのように見える部分もありますが、単につかむためのグリップのようなものでした。透け具合も抜群で、私も使ってみたいっ!皆様是非店頭でお試しください!!!単体発売はアップルストアのみ9月からで、7,500円+消費税(送料無料)です。もちろん夏の新機種から全てこのマウスとキーボードになります。
2★ 「デュアルプロセッサ搭載のG4なら仕事が2倍楽しめます」
これはアップルのホームページでの売り文句。「仕事が2倍楽しめる」ですか...う〜む。(処理が2倍速いから仕事も2倍速くすむという意味でしょうけど。)G4のCPUを2つつけて、ペンティアムの1Ghzマシンより、処理が速くなったりするよっていう製品です。一般人にはなんだか縁がないみたいです。単純にG4の500Mhzよりスピードの速いCPUがなかなか出てこないだけでは?という気もしました。まさにヘビーユーザー&グラフィック向けです。
3★ 新iMac〜おめでとう iMac2周年!!!
今からちょうど2年前に衝撃&Apple起死回生のiMacがデビューしたわけですね。ベージュ色のMacが中身だけチョコチョコ替えて量産されていたころは、なんだかあまりにも情けない状況で、自分の買ったMacにも全然愛着がわかず、私も本気でWindowsのノートパソコンを物色したりしていました。あれから2年ですか。なんだかすごく昔だったような気もします。17インチモニタのiMacとか液晶のiMacなどの予想ははずれていました。液晶のiMacなんかだしても某日本メーカーのパクリになってしまうだけなので、確かに意味無いですね。液晶にすると値段が高くなっちゃうから学校(アメリカの)に買って貰えなくなっちゃうし。
色のラインナップを替えて、実質の値下げ&若干の高速化です。一番安いiMacは98,000円になりました。学校や職場でネットワーク端末として使うなら充分といったところでしょう。同じ(?)iMacでも4段階もあるので、詳しくはアップルのホームページを見てもらうとして、簡単に色のバリエーションを見ると...
- 最低レベル(iMac/350):インディゴ(青系)
- 次(iMac DV):インディゴ&ルビー(赤系)
- その次(iMac DV+):インディゴ&ルビー&セージ(緑系)
- 最高(iMac DV Special Edition):グラファイト(グレー)&スノウ(白)
まず色から選ぶ人(MacらしいといえばMacらしいですが)は、色で値段がかわっちゃうというおかしなことにもなります。
実物を見ると、まえより色目が大人っぽくなったみたいです。個人的にはセージが良かったです。思ったより色が薄かったので、オリーブ色っぽいです。スノウはもう少し透き通っているかと思ったのですが、けっこう白に近い透明って感じでした。スノウは1番人気のようで、ソフマップでは発売2日めにしてあと2台でした。
ヨドバシカメラ新宿店にて。もちろんiMac用サブウーハースピーカーiSubもつなげられます。
このとおりスノウはカルピスみたいな色です。ViaVoice(マイクで日本語などを入力するソフト)をデモ中。なんと8800円くらいで買えます。場合によってはキーボード入力より速いらしいですが、やはり職場で文書を読み上げるわけにはいかないし...。
Pro Keyboard。どの色のMacでも共通となりました。押し心地そのものは今までのUSBキーボードと変わらないように思いました。 Pro Mouse。和菓子にたとえている人もいましたが、たしかに外側が透き通っていて中に餡がはいってる和菓子ありましたよね。コードレスじゃなくボタンレスマウスは、持ち心地もクリック感もグーでした!※アップルのホームページよりもう1つ...「沈黙は金なり。iMacには、PCのように耳障りな冷却ファンがありません。」...挑戦的ですねえ。でも会社だとファンの音はあまり気にならないけれど、家だと結構ウルサイです。ちなみにCube(後述)もファンがないみたいです。そうなるとウルサイのはハードディスクのカリカリとCD-ROMのブンブンという音だけですか...。
★ そしてG4 Cube
今回やはり1番の話題はこのCubeですね。Next Cubeみたいだというひと、サイコロだというひと、トースターだというひと...皆様いろいろな印象を持たれているようですね。個人的には、初代iMac、やっと出てきたiBook、実物を見てほんとに感激したApple Cinema Display(全然値下げされませんが...)以来のインパクトです。今のG4の体積の4分の1位しかないし、拡張性さえあきらめれば今までのG4の機能がそのまんまです。iMacじゃもの足りず、タワー型のG4では大げさすぎる...と思ってた中間層がターゲットなのでしょうか。かくいう私もG4のCPUクロックがもっと速くなったらタワー型のグラファイトG4でも...と思っていたのですが、俄然Cubeが急浮上です。100万円やるからなにか好きなもの買いなさいといわれたら、Cinema DilplayとCube 500Mhz+メモリを買えるだけ買います。
残念ながらこちらが店頭にお目見えするのは8月中旬以降だそうなので、次回はどこかに実物を見に行ってレポートしたいと思います。
♪♪♪ 今月の私の物欲 ♪♪♪
ここのところ毎回私の物欲話が続いたので、思い切ってコーナーにしてみました。
今月は、Macファンには気になるあの1品「Visor」でございます!
最近のお気に入りはあの懐かしのSimCity!カラーバージョンもあるのですが、Visorは白黒なので白黒でプレイしています。10年前に熱中したあの初代SimCity(白黒)の雰囲気そのまま...ですが、やはり画面が狭いのがつらいっ。そしてゲームをすると電池の減りも速いっ!今はすぐ交通渋滞過剰になってなかなか人口を増やせないのが悩みです。それとは別に、スタートレックの効果音らしきものを鳴らすソフトをインストールし、あのコミュニケーター風に「ピポポ」っと電源を入れて自己満足しています。「スポックよりエンタープライズへ!」って感じですか...。 |
ところで私はデンゼル・ワシントンって好きな俳優の1人なんです。3〜4年前に「ラスト・ゲーム」というスパイク・リー監督の映画に出ているのですが、この映画の主演は現在NBAミルウォーキ・バックスの現役選手レイ・アレンが主演しています。有望な若いバスケットプレーヤーを巡るお話で、NBAの選手もたくさん出演していました。監督自身は有名なNBAニューヨーク・ニックスの大ファンで試合には必ず現れます。ちなみに今年優勝したロサンゼルス・レイカーズのホーム試合には、かならずジャック・ニコルソンが来てます。しかしスパイクの場合はアウェイゲームでも来ていたりするのでびっくりします。話がずれてきましたが、この映画でデンゼル・ワシントンは刑務所から出てきた主人公のお父さん役で、アフロヘアーで華麗(?)なプレイを見せてくました。彼は大学時代にバスケットボールをやっていたんです。主演のレイ・アレンは今年アメリカのオリンピックチームにも入っているのでチェックしてくださいね!でも今年のドリームチームの目玉は、(悔しいけど)やっぱりヴィンス・カーターかなあ。