2000.09.01 発行

■□■□■ まっくらぶ 2000年 9月号 ■□■□■

 
Palm部会始動か!

8月は、先月ご紹介したVisorユーザーが私の周辺で急増しました!5色のVisorのうち、グラファイト(黒)を除く4色が勢揃いです。近いうちに揃い踏みの画像をおとどけできると良いのですが...。 


G4 Cudeですか? もちろん見てきましたよ!
小さくてよいですねえ。拡張性が低いって言ったって、個人で使う場合は拡張ボードを差すことはほとんどないですし、USBとFireWireがあれば通常の外付け機器は間に合うでしょう。でもCubeの回りはケーブルでぐるぐるになりそうです。新しい15インチの液晶モニタは98,000円。値段は高いし、新しいG4とCubeにしかつけられないけど、他のメーカーの液晶モニタよりも断然写りは良いです。でも考えてみると98,000円だせば、一番安いiMac350が1台買えちゃいますね。

ところで、いまやデジカメも普通のコンパクトカメラの売り上げを上回る勢いとか。
参考までに私のデジカメ選びのポイントと、どんな風に使っているかをご紹介します。

良くいわれる「画素数」ですが、デジカメ画像は撮影することのできるピクセル数(パソコンの画面でいうところの最小の点1個1個「.」←このピリオドの大きさの粒の数です)で画素数がきまります。例えば640ピクセル×480ピクセルの場合は307200ピクセルで、これがいわゆる30万画素の画像です。このくらいで13インチのモニタ一杯の画像です。

長さがそれぞれちょうど倍の1280ピクセル×960ピクセルだと1228800で約120万画素。1600ピクセル×1200ピクセルだと1920000で約200万画素。1920×1440で約300万画素ということになります。300万画素の画像をそのままパソコンで開くと、かなり大きいので画面からはみ出します。(ソフトによっては自動的に縮小して表示されます。)またメーカーによって縦横のピクセル数が微妙に違います。300万画素のデジカメでも、切り替えて小さく撮ることは可能です。大は小をかねるということです。 

それから、普通のカメラと違って、シャッターを押してから画像が記録されるまで、若干時間がかかります。最近の機種はずいぶんよくなりましたが、そうはいってもものによって随分違うので、気が短い人は記録時間が短いタイプをおすすめします。気が長い人でも時間が短い方が楽ですけど。それから外に持ち歩いて使うつもりの人は、乾電池で動くタイプが良いかもしれません。専用充電バッテリーだったりすると、替えの充電池を持ち歩く必要が出ます。あとは今自分の持っている周辺機器とのかねあいで、画像を記録するメディアがコンパクトフラッシュカードかフラッシュメモリ(メモリースティックというのもあります)か、というところも考えておきましょう。

 

1★ インターネットで利用

やはりまずはホームページに画像を載せるのには、一番簡単な方法です。これが主目的でしたら、100万画素以下のデジカメでも充分です。たとえばインターネットのオークションに品物を出品する場合、画像があるだけで売れ方が全然ちがいます。メールに画像を添付する場合も画素数は小さめに、さらにJPEGで高めの圧縮にするとよいです。でもいきなりメールに画像を添付して送るというのはあまり良くないことだと思います。先方が受け取れない場合もありますし、送る場合はあらかじめ送ってもいいか聞いてからにしましょう。

 

2★ テレビの大画面でみんなで見る

ビデオ出力のついている機種ですと、撮った画像をテレビにつなげてすぐに見ることができます。今日はこうだったんだよーって感じで、家庭でもみんなで一緒にみられるので便利です。写真で撮ってきてもいいんだけど、プリントして配るまで、お金も時間もかかります。1度みせちゃえばそれでOKってこと多いですし。ハイビジョンなテレビでもせいぜい100万画素程度だそうですので、テレビで見る場合も100画素程度で充分すぎるほどきれいに写ります。

 

3★ 写真みたいにプリント

いまや性能は充分なので、レンズ付きカメラ程度の写りでプリントできます。ヨドバシでもデジカメ画像を15分でプリントするサービスもありますし、フジやコダックのラボに出して、普通の写真印画紙にプリントしてもらうこともできます。インターネットで画像を送って、フジのラボで受け取るというサービスもあります。料金は普通の35ミリフィルムよりは割高ですが、ラボに出す前に画像を選ぶことができるので無駄が減ります。もちろん自宅でカラープリンタで印刷することもできますね。L版程度でプリントするのであれば、100万画素でもけっこういけますし、200画素あれば充分でしょう。

 

4★ 気軽にマクロ撮影

これはできるデジカメとできないデジカメがあるのですが、特殊なレンズがなくても気軽にマクロ撮影ができます。ほんとうに小さいものを撮影する場合は、300万画素ぐらいあるとかなり細かいところまで映ります。一方、動きの速いものやとても暗いところでの撮影は、ちょっと難しいところがあります。特に私は一眼レフとか全然わからないので、マニュアル撮影が苦手です。

 

♪♪♪ 今月の私の物欲 ♪♪♪

 実はVisorよりも前にすでにGetしていたのですが、今月はロシア製コンパクトカメラ「LOMO」でございます。(本家ロモソサエティロモジャパン)最近思いつくとパチパチ撮影してます。急にカメラを取り出すので「(林家)ペー・パーですか?」といわれることもあります。

 はっきりいってできあがってくると半分くらいピンぼけです。フラッシュも標準ではついていないのでよけいブレブレです。でもこれで撮ると、急にゲージツ家になったような気持ちになります。今月はネタ不足なので不肖吉田のLOMOgraphyを9月中旬頃までに公開予定です!(今準備中なのでまた来て下さいね...)


<ひとりごと>
 月末は公私ともにバタバタしておりまして、ていねいに原稿を書いている暇がありませんでした。数年ぶりに夏風邪もひき、ズルズル状態が続いています。手抜きをお許し下さい。
<おしまい>