2002.1.8 発行

■□■ まっくらぶ 2002年1月号 ■□■


あけましておめでとうございます。
今年も「まっくらぶ」をよろしくお願いいたします。
といいながら...今年は年初に風邪をひいてしまったため
のっけからつまづいています。
今月は新製品のニュースでお茶を濁させていただきます。
今月も引き続きプレゼント企画 実施しておりますので
こちらもよかったらご応募下さい。

ついに液晶iMac登場!?

 サンフランシスコのMacWorld Expoで現地時間1月7日午前9時に、報酬1ドル(でもきっとピクサー社のほうで大儲けしているはず...)で有名なアップルコンピュータのCEO、スティーブ・ジョブスがまたまたびっくりの新製品を発表してくれました。

 詳しいことはまずはアップル・コンピュータのサイトへ!と言いたいところだったのですが、1月8日の日本のアップルのサイトは大混雑で全然接続できません。そんなに人気なのかなあ???午後になってもつながったりつながらなかったり...。

 というわけで新しいiMacはこんな感じ...


キーボードもマウスも白いです...

・iMac(Flat Panel)/800MHz/256MB/60GBHD/Super drive
 224,800円(1月末出荷)
・iMac(Flat Panel)/700MHz/256MB/40GBHD/Combo drive
 189,800円(2月出荷)
・iMac(Flat Panel)/700MHz/128MB/40GBHD/CD-RW drive
 159,800円(3月出荷)
・iMac(Summer 2001)/600MHz(G3)/256MB/40GBHD
 Graphite or Snow 119,800円(今までのタイプのiMac)

 液晶iMacについては、すでに前日にはTimes社(カナダ版)の記事で画像がネットに流れていたので、当日びっくりってことはなかったけれど、あの電気スタンド型の形状はなんといったらいいやら。これも前述のピクサー社のマスコットになっている電気スタンドのアニメから発想されてるのかなあ。それでジョブスも上機嫌?


これがPixarの有名な電気スタンド君

 デザインはこれまた好みの分かれるところとでしょうねえ。個人的にはiCubeのほうが好きだけど。なんだか妙に頭でっかちで不安定な感じがしてしまいます。実物をみるときっとあの根元のマル山がかなり大きいんじゃないかなあ。いずれ見慣れるのか...。本日午後5時から、有楽町のビック・ピーカンとソフマップでお目見えだそうですので、明日は帰りにまた寄り道して実物を拝んできます。

 たまたま昨日(7日)、某係でキーボード上にミルク&シュガーという不純物のたっぷり入ったコーヒーをこぼし、キーボードがダメになってしまったため、キーボードを物色しに有楽町のビックに寄り道したのです。そうしたら、正面玄関はアップルの飾り付け(とりあえずiPodになってましたが...)になっていて、アップル売り場も模様替えされており、いつもと違って妙に広々していました。こりゃ、今夜の発表後になにかやるつもりだとは思っていたのですが...。しかし皆さん、キーボードの前でカップラーメンを食べたりコーヒーを飲む場合は気をつけましょう!

 外見はさておいて、スペックは予想以上でした!CPUはG4/700とG4/800!一気にデスクトップのG4クラスになっちゃいました。これはかなりなハイパワ〜。液晶ももちろんデジタルでつながってるはずだからかなりきれいだと思いますし、最上位機種にはDVDも焼けるSuperDrive搭載!デスクトップ型のG4は、東京のMacWorldあたりで1.2G以上のクロックのものを出すのでしょう。そうじゃないとiMacと差がつかないですから。上位2機種はProSpeaker付き。家庭で使うならやっぱりスピーカーはあったほうがいいですよ!

 そして、アメリカ人仕様のでっかいiBookもさりげなく登場。今までのはちょっと値下げとなりました。モニタの解像度は同じだそうで、今までのiBookより文字が大きく見えるだけだそうです。(老眼用?バリアフリーでしょうか...)やっぱりアメリカ人は小さいパソコンあんまり好きじゃないのかな。

・iBook (New)/600MHz/14inchTFT/256MB/20GBHD/Combo drive
 219,800円
・iBook (Late 2001)/12inchTFT/256MB/20GBHD/Combo drive
 189,800円
・iBook (Late 2001)/12inchTFT/128MB/15GBHD/DVD drive
 157,800円(Apple Storeのみ)
・iBook (Late 2001)/12inchTFT/128MB/15GBHD/CD drive
 149,800円

 まあ予想されたG4の1G越えは先延ばしとなり、ハードウェアはこんなもの。

 個人的に大ヒットだったのは「iPhoto」です。デジカメの画像を整理するソフトです。日本のアップルにやっとつながったところで即ダウンロード!もちろん「無料」だけどMac OS X 10.1.2じゃないとつかえませ〜ん。

 さっそくいじってみると、iTunesの画像版のような使い心地で、なかなか使いやすい。


サムネールの大きさも自由に変更可能!コメントもつけられます。


補正画面では赤目補正と白黒化、回転ができます。

 スライドショー表示にしてみたら、17インチの液晶モニタ一杯にBGM付きで画像が次々と表示され、ちょっと感動してしまいました。多少画像補正もできますが、これはおまけ程度なので、他のアプリケーションにおまかせしたほうが良さそうです。印刷指定もいろいろできますが、アルバムのように印刷するのはちょっと難しいようです。もうすこし研究してみます。

 そして本日からとうとう起動システムがOS Xになりました。β版が配布されてからちょうど1年ですね。充分使えるようになったと思います。iDVD2もiPhotoもあえてX専用ということで、そろそろ標準でXを使ってもらわないとAppleも開発した意味がないですもんね。私も自宅では95%Xで使っています。是非みなさんもX(XPじゃないです!)に挑戦してみてください。なかなか楽しいですよ。

 個人的にG4/867を買った後だったので、新しいiMacにスペック的に負けると悔しかったのですが、なんとかギリギリセーフ。まあどんどん新しいのがでちゃうのはパソコンの性ですので、欲しいときに買ってガンガン使わないとダメですね。ガンガン使ってるかなあ。使っている様子(?)はまた来月にでもご報告いたしましょう。


<ひとりごと>
 結局「Lord of the Rings」に備えて「指輪物語」を読み直しています。昔買った文庫版も持っていたのですが、これがまた旧版の単行本を単純に縮小して印刷しただけという恐ろしく字の細かい文庫本でして、電車の中で読むにはちょっとつらい(まだ老眼ではないですよ!)。実は新訳になった時に買った全3巻の豪華本ももっているのですがこれも重すぎてとても持ち歩けるしろものではありません。というわけで今送料無料サービス中の amazon.co.jp で新版の文庫本(全9巻)セットを買いました。
 最初に読んだのは高校生の時で、図書館で借りて読んだため、返却日を気にしながら必死で読んだので、話の長大さに読むのが辛かった覚えがあります。後日自分で文庫を買ったところをみると、面白かったということなのですが、けっこう話の内容はすっかり忘れていました。今読み返している最中(長い旅の4割くらい進んだところ)ですが、やっぱり面白いッス。大人になったからかな?昔読んだときよりも楽しんで読めてます。やっぱりハリーポッターより全然よいです。映画はどうかなあ...。

★ おしまい ★