私の勤務先は埋め立て地に建っています。そのため、電話局との間に光ファイバーが入っているらしく、現在大流行のADSLが導入できません。(そういえば、上野でADSLが開通したのは去年の今頃でした...。)
ここではちょうど4年前に、インターネットの常時接続回線としてOCNエコノミーというサービス(当時月額38,000円)に加入し、128Kbps(あくまでも最大で、他社と分け合って使っているような状態なので実際は半分くらいのスピード)で使っていました。サーバー等を自前で設置するためだったのですが、この時は最安値だったのに4年もすると遅くて高い2重苦です。
ADSLが使えないことはNTTの営業から聞いていたので、NTT東日本の光ファイバーサービス「Bフレッツ」が江戸川区でも開通になるのを待っていました。昨年末にいよいよ利用可能になったので、さっそく申し込み...そして無事開通しましたので、導入日記にしてみました。
■1月7日■
事務所の施設担当に光ファイバー敷設に問題ないことを確認。さっそくNTTの営業担当に電話で申し込む。申し込み区分はプロバイダとの契約の関係で、ビジネス利用ながら一番安いファミリータイプを選択。折り返しNTTからFAXで仮申込書が送られてきたので記入して返送。今回は現在のサーバーの状態をそのまま移行しやすいということで、プロバイダは今まで通りOCN。<光アクセスIP8「Bフレッツ」>プランに決定。このサービスは年明けに受付が開始されたばかりだった。OCNはNTTコミュニケーションズの運営なので、こちらへの申し込みもまとめてNTTがやってくれるとのこと。
BフレッツのサービスはNTTとの契約の他に、インターネットブロバイダと契約する必要があります。うちの職場の場合、メールサーバーやこのサイトのあるWebサーバーを運用しているためにビジネス用コースに申し込みましたが、一般家庭でしたらBフレッツ対応の使い放題コースを提供しているプロバイダを選びます。対応プロバイダはNTTのWebサイトで探すことが可能です。
■1月16日■
NTT営業から電話。光ファイバーケーブルが事務室まで敷設可能か下見に来るとのことで、1月25日に約束。
■1月25日■
NTTの工事下見。光ファイバーは既に敷地内まで通っていて、建物の中央監視室のMDF(電話線の配線盤)まではつながっているらしいので、そこから事務室までの間20m程度の区間に光ファイバーを敷設することに。
工事が可能であることが確認できたので、ブロードバンドルーターを注文。サーバー等を設置していることもあり、あえて高機能なYAMAHAのブロードバンドルーターRT105eを選定。ビジネスで使うならコレということだったのだが、後日この高機能のために苦労することとなる。
■2月中旬■
3週間程待ってやっとNTTから工事日の知らせ。光ファイバーの工事は2月20日の休園日に。OCN側は3月5日に開通となり、ここで晴れてインターネットに接続できることになる。この時点で申し込んでから1ヶ月以上かかっている...。
■2月19日■
NTTから「Bフレッツ」の案内が届く。Bフレッツ用のパソコン接続ツールが入っていた。
プロバイダ側の開通はまだでも、NTTのフレッツサービス利用者専用サイト「フレッツスクウェア」まではとりあえずつながるらしいので、テスト用のIDとパスワードを入れて接続テスト。瞬時にあっさりつながった。しかしここから外には出られないので、まだつながった実感がない。
■3月1日■
開通日を目前に、やっとOCNから正式なIDとパスワード等のサービス利用案内が届く。
■3月5日■
いよいよOCNの開通日。まずパソコン接続ツールをインストールしたMacと終端装置を直接Ethernetのケーブルでつないでみる。パソコン接続ツールに正式なIDとパスワードを入れるとあっさり接続。もちろん他のWebサイトにもいくことができた。1台だけつなぐのだったら簡単に設定できる。そしてやっぱり光は速い!
事務室では1本の回線を事務所全員で共有して使う(NTTからは5台くらいにしてくださいと言われているが...)ため、ブロードバンドルーターを設定する。