2002.7.1 発行

■□■ まっくらぶ 2002年7月号 ■□■


ワールドカップも終わってしまいました。
おかげで日々のペースがすっかり乱れ、
ここの更新までおろそかに...
なんてサッカーのせいにしてますが、
毎月なにかお題を見つけるのが苦しくなってきました。
Mac系の雑誌もみんなそうなんだろうなあ...。

eMacはどうでしょう?

 もうすでにeMacが店頭に並んでいますね。ちょっと大きめの旧iMacという雰囲気で、モニタが17インチになったからといって、巨大なイメージは全然ありません。色はiMacのスノーみたいですが、正面の部分はiBookの白にちかいかも。

 でも中身はもうG4プロセッサですから、スピードもバッチリ。かと思ったのですが、店頭で触ってみた感じでは、劇的に速いっ!という程ではなかったかようにも思いますが...700Mhzではもう遅いような気がするのが怖いですね。でも全然速いんですよ。あの液晶iMacにはどうも納得いかない方は、安くて(139,800円!)お得なこちらがオススメです。DVDは見られないですが、DVDプレイヤーなんか買っても2万円もしないですから、専用機を買った方がいいですし。AppleWorksもiPhotoもiTunesもiMovieもゲームもみんな入ってます。個人的にはゲームがうらやましいな。

Project X

 今月も続々OS X対応で、自宅ではもう99%「X」でいけそうです。

■■■ 今月の対応ソフト ■■■

Adobe Photoshop 7.0

 これはXを使っている人達が待ちに待ったもの。クラシック環境でPhotoshopを開くと、メニューバーが真っ白になったりして、とっても苦痛だったんですよね。個人的には毎度おなじみのGraphic Converterを使っているので通常は間に合ってるのですが、ちょっと細かいことをするときは、やっぱりこちらのほうが便利です。Photoshop Elementsにあった、ファイルブラウザの機能も追加され、デジカメの画像などを一括してみたりするときに便利です。というより、早くPhotoshop Elements(Photoshopの簡易版)もOS Xに対応してくれればいいのに...。


リングの部分がちゃんと透明に抜けていて凝っている...


ちょっとわかりにくいですが、ファイルブラウザ

ATOK 15 for Macintosh

 このところEGBridgeを使っているのですが、どうも辞書の変換効率が今ひとつです。やっぱりATOKの変換効率に慣れてしまうと、後退は難しくなりますねえ。Windows版のVer.15は一足先に出てましたが、このたびMac版はOS X専用で出ました。大阪弁の入力も簡単ってやつですね。方言だけでなく、その地方特有の固有名詞なども含まれた、県別辞書などをホームページからダウンロードして使うことができます。さっそくこの原稿もATOKに戻って書いているところ。EGBridgeは異体字(本当の葛西の葛の時など)を入力しなくてはいけない時のためにに捨てずに入れておきます。

Epson Scan to File(&TWAINファイル)

 知らないウチにOS X 10.1対応の、エプソンのスキャナ用ドライバと専用スキャンソフトが出ていました。基本的に「Epson Scan to File」という専用ソフトで画像を取り込みます。TWAINという規格に沿ったファイルを使って取り込まれるのですが、本当はこれをインストールすると、TWAIN対応アプリケーションからも画像を取り込むことができるはずなのです。Photoshop 7.0も対応しているはずなのですが、今回のバージョンではダメ。しかしGraphic Converterでは取り込み可能でした...やっぱりスゴい!取り込みの設定などはClassicの時とほとんど同じです。


Graphic Conterter(GC)からEpson Twainを呼び出します。
これでスキャンが終了すると、そのままGCで画像が開きます。

 残るは「使いやすい簡単な会計ソフト」(これは仕事的なことです。)とか、長年愛用していた「Nisus Writer」がOS Xに対応してくれれば言うことなしです。Nisusは無理かなあ。個人的には本当に待ちにまってるんですが...。とても使いやすいんですが、使いやすいソフトが標準になるわけではないのがつらいところ。これまた愛用のArena Internet Mailerもバージョン2.2以降はメンテナンスモードに入ってしまいました。無くなってしまうわけではないけれど、ちょっと寂しいですね。でも最近またいろいろなOS X対応のメーラーが出てきたので、オススメがあったら情報お願いします。ちなみにPostPetは秋に対応とのことです。


<ひとりごと>

 本来6月はNBAファイナルの時期なのですが、今月はそれどころではなくなりました。もちろんサッカーを見てしまった訳ですが、NBAが全然面白く無かったのです。セミファイナルのサクラメント・キングス対ロサンゼルス・レイカーズの第7戦で、私のNBA シーズンは終わったようなものです。ニュジャージー・ネッツとのファイナルは視聴率も悪かったらしく、私も腹立たしくて1試合も見ませんでした。(私はアンチ・レイカーズなのです。)
 今年のNBAのドラフトは、米国人以外の選手がたくさん指名されました。なんといっても1位指名が中国人(ヤオ・ミン)ですからねえ。これで歩く万里の長城と言われる中国の3選手が全員NBAでプレイすることになります。来期はますます国際色豊かなNBAになりそうです。

★ おしまい ★