昨夜は、TVでアド街の吉祥寺特集も見るつもりでいたのですが、夜8時半からBS hiで放映されたハイビジョン特集「アニメ青春時代 夢に挑んだ男たち」を最初から最後まで見てしまいました。いわゆるタツノコプロの話なのですが...面白かったです。
70年代に子供だったので「懐かしい」ということも多少ありますが、実はタツノコプロの作品は、子供心に少しクセがあるなと思っていました。ハクション大魔王やヤッターマンは好きだったけれど、みなしごハッチや人造人間キャシャーンは、話が暗くて嫌でした。ガッチャマンもなんだか少し暗い。と...思いながらもついつい毎週観ていましたが、それがなんとも不思議なところ。ギャグ作品をのぞくと、どこか陰があるんです、タツノコ作品は。
番組を通して、社長だった創始者の吉田竜夫さんの遺志が、スタッフだった方々に脈々と伝わっていることに感銘を受けました。いまやアニメ界ですっかり有名になっている、押井守・大河原邦男・天野喜孝などなど、みなさんタツノコの出身だそうです。最近はヤッターマンやキャシャーンのリメイクなど、過去の資産で頑張っているところもありますが、今でも通用するキャラクターを1から生み出して来たわけですから、アニメ界での功績は大きいものがあります。
現在クリエイターとして活躍中の天野喜孝が、今の日本のアニメの発展ぶりを吉田竜夫氏に見せたかった...という言葉が印象に残りました。
再放送は10月30日(金)23:20~24:49だそうですので、興味のある方は是非!
世代がバレますが、私の子供の頃の日曜の夜はまさにアニメ漬け。6時からガッチャマン、6時半からサザエさん、7時からはマジンガーZ、7時半からはアルプスの少女ハイジですよ。今振り返ってもすごいラインナップでしたねぇ。
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