今朝はTwitter経由でこんな記事を読みました。
講談社「スティーブ・ジョブズ」、100万部出て「まさかの赤字」。背景は米国の……(tokyo editor) - BLOGOS(ブロゴス)
単純に計算すると、1,995円の本が上下巻合わせて100万部で1,995,000,000円の売り上げ。それを1巻の80万部で割ってみると2,493.75円。とすると、2,980円ぐらいで1巻にまとめて出版したほうが、2巻に分けたときよりも印刷と輸送コストがかからないし儲けがもっと出たはずです。購入した層の多くはサラリーマンだったと思われますから、この値段で売れたんじゃないのかなぁ。
電子版も含めて黒字化、さらに文庫化で儲けが出るでしょうという結末ですが、講談社文庫で「スティーブ・ジョブズ」というのも、なんだかイメージが違うような気もするなぁ。そして、いずれ大漁…もとい大量のII巻が裁断に回されてしまうのだろうか…とその様子を想像中。黒い表紙が縁起悪かったですよ、やっぱり。
それでも第2巻、マーケットプレースにもすでに沢山出品されてマス…。(繰り返し申しておりますが、講談社を助ける訳ではありませんが、まだ興味があって読んでみたいと思っているビジネスマンな方は、まず2巻を読む事をおすすめします。ビジネス書的なお話はほとんど2巻に偏っています。)
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