すみません、再び石巻ネタ。昨日「ちゃきん」を買った駅前の物産館「ロマン海遊21」では、他にも木の屋さんの鯨の缶詰や鯨カレー、十三浜のふのりなど、短い空き時間にドドドっと地元の物産も買ったのですが、わたくし的な掘り出しモノを見つけました。
震災本にまじって並んでいた地元本の中から2冊。浅井元義「スケッチ石巻・古い家並み」と千葉賢一「全訂・年表による 石巻の歴史」です。
浅井先生は母校の高校の美術の先生です。私も教わりました。この本は、三陸かほくに連載していた挿絵をまとめたもので、古い石巻の町並み(主に建物)のスケッチ画です。すでに震災前に取り壊しになってしまった建物も多いのです。私も知らない建物が半分、懐かしい建物が半分といったところですね。私はくみこさん(母)が買って送ってくれた第2巻だけしか持っていませんでしたので、思わぬところでゲットできて嬉しい!(これはちゃんと定価2,500円で買いましたが、amazonで高値で売っていてびっくりですよ)他に確か第4巻もありました、ダイジェスト版の1,000円の薄い冊子は売りきれていたようですが、他に絵はがきも有りました。
以前の第2巻のお話はこちら。
浅井先生の「スケッチ石巻」 - now and then
そしてもう1冊は、定価1,250円のところ「特価390円」で販売されていた千葉賢一「全訂・年表による 石巻の歴史」。ごめんなさい、390円じゃなかったら買わなかったと思います。3分の1は年表です。そして石巻のあゆみ、水産業の歴史、歴史小辞典、近現代をささえた人々、寺院巡り…と続きます。石巻の歴史をインスタントに知りたい方に最適。超特価は在庫限りだと思いますが、ボランティアなどで石巻にお越しの方は是非。
というわけで、今まで「物産館なんて…」とちょっとばかにしていたところもあったけれど、結構面白いものがあるなと見直した「ロマン海遊21」でした。ただ、ちょっとネーミングがなぁ。
業務連絡:くみこさんへ。この歴史本の年表の中に「昭和16年 北上無線株式会社が創立」とありました。これ1行だけだけど。
はじめまして。
私も石女で浅井氏に学びました(っつうか、彼は教えない美術教師でしたが^^;)。
あぁ、春が近づいてきた…河北美術展だなぁ…浅井氏は元気かなぁ、というところから辿り着いたこちらのブログ。
懐かしい思いで読ませていただきました。
私は女川出身です。
石巻も、女川もまだまだまだまだの復興への道のり。
親、親戚、同級生や知人たちが頑張っています。
そんな私は埼玉暮らし。
じっくり、みっちり、見つめていきます。
> こずえ 様
コメントありがとうございます。
私はいまだに実家から歩ける範囲しか目にしていませんが、
地元の皆さんは石巻の周辺ではやっぱり女川が一番ひどかったのではと言ってますね。
もうじき1周年なのでなにかとざわざわしていますが、遠くからですが応援していきましょう。