久しぶりに東京大学総合研究博物館に行ってきました。ここは小さいけれど無料なので好きです。気が向けば三四郎池に行ったりもできますし。
ただいまの展示は「知の回廊」。学術標本の世界と、その先端研究の現場が展示になっているというものでした。
あえて中が見えないように作り変えた扉から入ると、正面には巨大な「コレクションボックス」という、様々な標本が並んだガラス展示がドドンと出迎えてくれます。
その先は、通路にストック用の収納箱が並ぶ中に、展示物が並べられています。これ、収蔵型展示というのだそうです。研究室の一部がそのまま引っ越して展示になっているところもありました。
ちなみに、撮影禁止のマークがなければ、フラッシュ禁止ですが撮影OKデス。
石器・古生物・骨格標本・剥製・植物標本・昆虫標本…いろんな標本が並んでいました。奥にあった馬と牛の剥製も迫力ありました。牛、こんなに大きかったでしょうか…。
動物園から引き取った大型動物の骨格標本も圧巻。若干処理が完全ではないものもあったのか、多少臭いもしましたがこれもあえて「リアル」な演出かもしれないですな。
東大の駒場キャンパスで発見された西日本のシジミチョウ、ヤクシマルリシジミの標本も。植栽にくっついて移入してきた可能性があるのだそうです。なるほど。
展示のデザインもスマートで、展示物の量は多くはないけれど、いろいろな標本を楽しませていただきました。私は標本って結構好きなのかもしれないなぁ。
コメントする