Booksのブログ記事 1 / 115
    
    




 


なぜかあまり楽しい読書ができなかった年でした。印象に残る本が少なかったなぁ...というのが正直な感想です。特に後半はあまり読めなかったし...。面白そうな本は買ってはいるのですが、読むほうが追いついてません。

その中で、一番印象に残っているのはこちら。




mt-20241227182018.jpgもうかれこれ20年前。「北村大沢楽隊」にハマって情報を追っていた時期がありました。いつか生演奏を聴きたいとずっと思っていましたが、その願いはかなわずでした。残念無念。

最初の出会いはこのときですねぇ。
気になります「北村大沢楽隊」 - now and then
まさに疾風怒濤でした〜北村大沢楽隊 - now and then

この『旭山歴史の盛衰』という本は、楽隊の最後のリーダー渡邊さんの息子さんが企画・編集した自費出版。タイトルには旭山という北村地区にある山の名前がついています。タイトルが固いのですが、この中で40ページを割いて「北村大沢楽隊」が紹介されています。ファン必読です!





第1期最終刊2022年から刊行が始まった『大友克洋全集』の第1期がやっとすべて刊行されました。予定より1年半くらい伸びました。

大友克洋全集 2022年刊行│講談社
大友克洋全集、買うことにしました。 - now and then

毎月刊行されるとお小遣い足りない…と思ったけれど、大友さんのことだから、完成度の高いものを目指すに違いないので、絶対に遅れるに違いないと踏んでいたのですが、その通りになりました。最終刊の『Animation AKIRA Layouts & Frames 3』は、セル画ページの多い豪華仕様で税込9,900円…





毎年恒例ではありますが、10月5日(土)に今年も石巻一箱古本市2024に店主として出店しました。

…が、今年は主催者側としての準備で開始前からすでにヘロヘロで、開催中も人出が多くて落ち着かず、写真を撮る余裕が無く、レポートできるほどまわりが見えていなかったのが実情でした。そんな反省も踏まえて…

長期予報では曇りだったり雨だったりで天気が心配でしたが、当日は曇り。雨の心配はなさそうでほっとしました。今年の出店場所は旧観慶丸商店で、石巻では初めてのインドアです。





石巻一箱古本市2024の箱

今年も10月5日(土)に開催の石巻一箱古本市2024に「くものす洞」として出店いたします。今年で13回目。旧観慶丸商店での出店です。

10/5 石巻一箱古本市店主紹介 | 石巻 まちの本棚

今年の箱はこんな感じ。いつものようにおすすめの読了本、本の本、がんばって読んだ積読の小沼丹、藤子F先生のSFマンガなど持って行きます。売れたらどんどん追加する予定。とにかく本を減らしたい!

みなさま、ぜひお出でください。ラスト1時間は値下げもしますよ〜





誕生日のアップルパイこのたびの夏葉社さんの新刊は、作家の庄野潤三さんの奥様である庄野千寿子さんが、長女の夏子さんにあてたたくさんの手紙のなかから編まれた書簡集です。

これまで全く触れてこなかった庄野作品に、夏葉社さんの『親子の時間』で初めて触れ、その後は小説を中心に古本などで過去の著作を集め、折りに触れ読んできました。庄野作品のファンのかたはみなそうだと思いますが、庄野家の皆さんが親戚の家族のような親しみを感じています。

庄野家の子どもたちは、うれしいことがあったらその日のうちに、喜びが減らぬうちにお礼の手紙を書きなさい…と言われていたそうです。小説の中には、よく夏子さんの手紙が登場していましたが、そういえば千寿子さんの手紙はあまり読んだ事がなかったかもしれない、どんなお手紙なのだろう…と楽しみに読み始めました。





予約して購入している講談社の『大友克洋全集』。未だ第1期の最終刊が刊行されていないのですが、第2期の刊行がこの夏から開始されるようです。

2024.06.26. 第一期最終巻の発売時期変更と第二期刊行開始日程のお知らせ




今月、岩波文庫から永井荷風の『断腸亭日乗』の刊行が始まります。岩波の荷風全集から再編集して全9巻になるのだそうです。私さっそく予約注文しました。

15年前に『断腸亭日乗』読破を目指してたしか荷風全集の3巻目までは読んだのですがそれっきりでした。戦中か戦後くらいまでだったかなぁ。

THUMB BAG CORDUROY MEDIUM B印 YOSHIDA - now and then

今度こそ読破します!といいつつ、本を揃えて満足してしまいそうな予感も。




夏葉社の島田潤一郎さんの本『長い読書』が、このたびみすず書房から出版されました。みすず書房も好きな出版社さんなので、これはすごいことだと本を手にするのを心待ちにしていました。

表紙のクリムトの絵が素敵で、装幀も、使われているクリーム色の紙も、まさにみすずです。すごいなぁ。本や読書のことだけでなく、音楽のこと、マンガのこと、なかなか本が読めなかった頃のこと、学生時代、仕事のこと、子育てのこと…「本と生活」に関するものであり、これまでの集大成でもあるそうです。




みすず書房の『読書アンケート2023』で複数の方がリストアップしていて、気になっていたのですが、先日NHKラジオの「高橋源一郎の飛ぶ教室」で取りあげられていて、そのあと即買いして読みました。

小山さんというホームレスの女性が日々のことを綴ったたくさんのノートを、ご本人が亡くなられた後に有志でワークショップを作り、書き起こして出版したものです。


 




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