異邦人 上 (1) (講談社文庫 こ 33-26) パトリシア・コーンウェル 相原 真理子 講談社 2007-12 by G-Tools |
スカーペッタほか、おなじみの登場人物とのつきあいも、もう10年以上です。読んでいて、ちゃんと登場人物も年を重ねてきていますので、お互い年を取ったなぁ...と感じさせられます。
文庫の帯には「ベントンとの絆 マリーノの裏切り」と、思わせぶりな文字が踊っておりますが、それも重要ではありますが、今後は今までのファミリー的な人間関係が崩れていくことを予感させるような予兆もあり、事件の内容とは別に、また次回を期待させる内容になっていました。
事件の方はあいかわらずまた違った「怖い」人が出てきますし、最新の科学捜査も使われ、最後の50ページでドドドっと話が展開するところはいつものパターン。最後のドドドっと解決してしまうところを心待ちにして読むのが恒例になってきました。そして今回は、今までもPalmのスマートフォンtreoなどを使っていたこともあるルーシーが、「アイフォン」(もちろんiPhoneのことだと思われます)を使うシーンも出てきます。
2作ぐらい前までは、もうこのシリーズもおしまいかも...という危機感もありましたが、だいぶ持ち直してきたと思います。読んだ内容をすぐに忘れてしまう私は、前作の内容も忘れてしまっていて、思い出すのに一苦労なのですが、今までの過去にからむ内容も多いので、過去ストーリーも重要。初めての方はこのシリーズの最初から読むことをオススメいたします。
検屍官 (講談社文庫) パトリシア コーンウェル Patricia D. Cornwell 相原 真理子 講談社 1992-01 by G-Tools |
異邦人 下 (3) (講談社文庫 こ 33-27) パトリシア・コーンウェル 相原 真理子 講談社 2007-12 by G-Tools |
ツꀀわあ、やばいなあ・・もう次が出たんですか?
黒蝿あたりから、買ったまま読まずにベッドサイドに置いてあります(笑)
で、また別の本を買うので全然すすまない・・
このシリーズは集中して読まないとわけわかんなくなるんですよね。
今年はあまりパソコンばかりやらずに、なるべく本を読みたいと思います。
> peetan さん
そうですね、私ももっと本が読みたいのですが、ついついネットをあちこちブラブラしてしまいます。
これ以上未読の本の山が高くならないよう、私も今年は頑張ります!