本日より、日本のiTunes Storeでも映画の配信が開始されました。さっそく購入・レンタルが可能になっています。待ってました!というところですが、これ、ダウンロードして購入するとギガ単位になるので、HDDの残容量は充分考慮しておかないといけないですね。うむむ。
Apple、日本のiTunes Storeで映画の提供を開始
個人的には日本ならではの日本の古い映画のラインナップが増えると嬉しいなと思っています。黒澤作品や松竹・大映の映画もたくさん入っているので、今後のラインナップ充実にに大いに期待しております。DVDになりにくいものをどんどん出してもらいたいっ!
で、こうなって急に、Macから液晶テレビに出力することを考え始めました。
HDの映画もあるようですので、ここはHDMIで出力できるようにしたほうがよさそうです。もちろんTV側は対応していますから、あとはMacとつなげるケーブルを用意するだけです。最近のMacBookシリーズは、音声も含めてケーブル1本でHDMIへ出力できるらしいのですが、私のMacBook Airは旧世代ですので、Mini DisplayPortからは映像しか出力されません。音声出力は別にケーブルを引っ張ることになるのですが、なんとか1本ですむケーブルを物色。
そして、こちらをみつけてさっそく注文してみました。これですと、旧モデルでもUSBポート経由で音声を出力できます。しかし、よくよく考えてみると、今回このサービスに合わせて日本国内でも販売開始になった「Apple TV」を買っても良かったかも。いや、この値段(8,800円)だったら、ひょっとすると買ってしまうかもしれないなぁ。
私なら日本映画の旧作をレンタルしたいところ。しかし、今日はこころなしかiTunes Storeもなんだか重たいです。みなさん一斉にダウンロードしているのでしょうか?予告編をみるだけでも、すんなりは行きませんな。
登録作品を見ているだけでもけっこう楽しいですね。なぜか赤木圭一郎作品が充実している!裕次郎も吉永小百合もあって、日活作品もそれなりに多いということでしょうか。黒澤明の「静かなる決闘」もいいですよ。座頭市シリーズやガメラ・大魔神などのラインナップ(大映!)も圧巻ながら、「君の名は」3部作もスゴイチョイスだと思いました。原節子+佐野周二(関口宏のお父さん)の木下恵介監督「お嬢さん乾杯!」もいいかな。現在iTunesStoreが混雑のせいか調子が悪いようなので、視聴環境が整って、ストアも落ち着いたことにレンタルしてみようと思っています。
それにしても、電子書籍とは違い、日本の映画会社がこの手の配信にかなり積極的であることに少し驚きましたが、海外の流れから考えると当然でしょう。書籍と違い、メディアが変わることへの抵抗感はあまりありませんから、どうやってコンテンツを入手できるかという問題だけです。映画会社にとっても、パッケージや販売コスト抜きのコンテンツ提供だけ(アップルの取り分はありますが)で勝負でき、レンタル料金まで自社に直接収入として入ってくるのですから、まさに流通の流れを変える大きな変革です。消費者側としては、もっと早く気がついて欲しかったのですが、まずはスタートしてくれたことに拍手です。
※今年の春以降のMacBookシリーズならこちらでHDMIの映像&音声出力がOKになるようです。
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