わ、「スティーブ・ジョブズ」ミリオン・セラーですか。

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2巻合わせ技ということではありますが、伝記「スティーブ・ジョブズ」がもうミリオン・セラーだそうですよ。村上春樹の「1Q84」よりも早かったとは驚きです。
ジョブズ氏:評伝100万部突破 発売10日目で - 毎日jp(毎日新聞)
講談社は2日、先月5日に死去した米アップル社共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏の評伝「スティーブ・ジョブズ」1、2巻(各1995円)が、合わせて100万部を突破したと発表した。1巻は10月24日、2巻は11月1日に発売。それぞれ55万部、47万部となった。発売10日目のミリオンセラー達成は、村上春樹さんの長編小説「1Q84」BOOK1、2(09年5月発売、新潮社)より2日早い。

こちらは最初の1週間でのアメリカでの売れ行き。38万部…ですね。
Jobs biog sells 379,000 copies Stateside | The Bookseller

上下2巻に分けたとしても、本国アメリカ以上の売れ行きじゃないですか!日本人がそんなにジョブズ好きだったとは、こんなになるまで全く気づきませんでした。

やはり分類としてはビジネス書なんですね。ふうん。
ビジネス書 「スティーブ・ジョブズ 1」が1位 ベストセラー :日本経済新聞

私はと言いますと、今は2巻の最初の方です。ちょうどiMacが登場して、初代がスロットローディングのドライブではなかったことにジョブズ氏が怒り狂ったあたりを楽しく読ませていただいております。

ボンダイブルーのiMacのCDドライブのトレイ、そうだったそうだったと思い返していました。フロッピーディスクのドライブが無くなって、実質USBが標準になったのも、最先端を行っていて画期的でした。確かにiMacの発表は、まさに起死回生。私自身はあの形のiMacは買わなかったけれど、職場では何台も導入しちゃいましたし、なんだか妙に盛り上がりましたねぇ。いろんな色のiMacを作るぞ!というあたりでジョナサン・アイブが張りきっているところが出てきましたが、フラワーパワーなる柄物では失敗しましたよね。職場にも1台ありましたけど、調子の悪い個体だったので思い出深いです。

ということで、ジョブズ氏が復帰して以降は、アップルの出来事と、自分のアップル人生とが絡まってくるので、いろいろと懐かしみながら読んでいるような状況であります。

しかしながら、上下2巻分も活字を読むのは勘弁して欲しいという方。ジョブズ氏が亡くなる前に出版されていたこちらがお勧めです。ジョブズ氏とアップルの奇跡の軌跡が、懐かしい写真満載でムックになっております。今は亡き「MacLife」(第9号から廃刊までずっと買ってました…)の特別編集。アップルへの思い入れが人一倍強い方々による編集ですから、私にとっても永久保存版です!

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このページは、raizoが2011年11月 3日に書いたブログ記事です。

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