特捜部Qのメンバーは変わらず…カール、アサド、ローゼの3人で、毎度おなじみ過去の未解決事件を探るお話です。今回も事件は暗い影のあるドロドロしたものでした。登場人物がいつもより多く、カタカナ名に弱い私は、読んでいて誰が誰だったかわからなくなることもしばしばでしたが、時をまたぎながら交互に話が進んで行き、それがだんたんとつながって行って…最後は意外な展開になります。ただ、直前に「あ、これはもしかして…」と予感はしましたので、びっくりというほどではありませんでした。
そして今回もメンバーのアサドやローゼの謎、そしてカールが関わる過去の事件の謎はほとんど解き明かされず、結局シリーズを通して読まないといけないようです。このQシリーズは10作の予定だそうで、完結するまで早くてもあと5〜6年かかるということですね。むむ、これはハリーポッターの時よりも先が長いな。
最近は電車でポケミスを読む人もほとんど、いや全く見かけなくなりました。そもそも本を読んでいる人が少なく、みなさんスマホに夢中です。ポケミスも面白そうだなと思うものもあるのですが、少々お値段が高いのが辛いところ。せめて1500円ぐらいだったらな…といつも思います。
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