夏葉社の島田さんの本「あしたから出版社」読了しました。
夏葉社ファン(出版社のファンというのも考えてみれば初めて!)として、発売を楽しみにしていた、島田さんが1人で出版社を始めることになった話、出版社を始める前の話、そして始めてからの話であります。
1人出版社ってどんな毎日なのだろうという疑問も解けました。島田さんが本屋さんが大好きだという気持ちも伝わってきました。私もそうですから、一番共感できたのはそこかもしれません。
そして、これまで読んできた夏葉社さんの本ができるまでのお話を、それらの本にまつわる自分の思い出とともに読み進めました。いつもステキな本をありがとうございます。
私がいつも夏葉社さんの本を買っている、地元の古本屋さん「古書ビビビ」も登場しますし、震災後に(私のふるさと)石巻を訪れて木の屋石巻水産で缶詰めを洗うボランティアをするお話も出てきました。当時、Twitterで島田さんが石巻を訪れているのを知って、びっくりしたことを思い出しました。
そして…巻末のご両親へのありがとうの言葉が、素直な気持ちが出ていて良かったデス。
私が最初に夏葉社さんの本を手にしたのは「昔日の客」から。私にとってはこれが最初の強烈な一発でした。布貼りの本という装丁もほんと良かった…。
夏葉社さんの本、何冊かは人にプレゼントしたりもしました。他の人にも是非とも読んでもらいたくなるんですよね。次にどんな本が出版されるのか、これからもワクワクしながら待っています!
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