貝塚爽平「東京の自然史」「富士山の自然史」どちらも古本で。

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貝塚爽平本2冊。今日のブラタモリの嵐山。観光地とは違った側面の嵐山のお話で大変面白かった。チャートで火おこしをした地質学の先生は、年季の入った一澤帆布のショルダーバッグを使っていたところが京都らしくてナイスでした。

ブラタモリ効果もありますが、かつてやっていた坂道巡りの頃から私も高低差は大好き。そして地形好きのバイブルと言われているのが、貝塚爽平先生の東京の自然史。そして地形本を読んでいて、こちらも良いと推薦されていたのが富士山の自然史。今日は別々の店でどちらも古書で見つけました。

「東京の自然史」は、1964年の初版本も100円で買ったことがあったのだけれど、講談社学術文庫版は、最近の見地も加え、今は無くなってしまった建物などもちゃんと訂正してあるというので、最近やっと読んだところでした。

それをまた買ったのは、不忍の一箱で出そうと思ったからです。本当は読み終わったほうの本(それも実は古書店で買ったのですが)を出すつもりだったのですが、思いのほか良い本だったので、出し惜しみしていたのですが、もう1冊仕入れることができたので、心置きなく持っていけます。(富士山の方は出しませんよ)

という訳で、今年の不忍のテーマは、奇しくもブラタモリ的地形&古地図東京散歩ということになりそうです。「東京の自然史」は、そのキモ本ですな。高低差バンザイ!

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江戸周辺地図が使われているこの伊能図のハンカチも欲しい!

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このページは、raizoが2016年4月30日に書いたブログ記事です。

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