駅前のスーパーがほぼ閉店となり(31日までですが、すでに品物も什器も無いという超早じまい)、スーパーに行ってくる…というのはヨークベニマル中里店(イトーヨーカドー系)に行ってくるという意味になりました。お隣はヤマト屋書店なので寄り道します。しかしながら、ここも含めて市内の書店に私の好きな人文系の本は全くと言って良いほど置いておらず、正直寂しくはありますが、裏を返せば無駄遣いせずに済んでいるのかもしれません。
10日ぶりくらいで行ってみたら、大島幹雄さんの「我にナジェージダあり−石巻若宮丸漂流物語」が正面入り口近くに平積みになっていました。さすがヤマト屋さん。この冊子については大島さんご自身のブログでも紹介されてますね。
石巻日日新聞の連載は、ポツリポツリとしか読めなかったので、本の形にならないのかなとずっと思っていました。どこも出版してくれるところがなく、結局自費出版されたそうです。ご苦労様です。
内容紹介から引用させていただきますと、こんな本でございます。1793年に石巻から江戸へ向かった廻船若宮丸の乗組16人は嵐に遭い、約半年の漂流後に極北のアリューシャン列島に上陸。ロシア人に助けられてシベリアを横断し、世界を一周して故郷に帰るまでの12年間の苦難に満ちた実話に基づいた小説。
私も微力ながら資金回収に協力させていただきましたので、これからゆっくり読ませていただきます。
で、自費出版とのことですので、こちらから送料・消費税無料で直接購入できるようですよ。
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