「銀座並木座ウィークリー 復刻版」

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4879195901銀座並木座ウィークリー 復刻版
復刻版銀座並木座ウィークリー編集委員会
三交社 2007-09

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調べものをしていて、参考にしたいある図書が、ネットで検索して千代田区立図書館(レファレンス用にMacが並んでいることで有名です)にあることがわかりました。時間ができたので、九段下にある千代田区立図書館行ったのですが、調べてもらったところ結局その本は分館の神田まちかど図書館にあることがわかって空振りです。

そちらの図書館に行こうかとも思ったのですが、もう夕方でしたので、そのまま神保町をブラブラ。この本は岩波ブックセンター(信山社)で購入しました。「岩波ブックセンター」といっても岩波の本だけが並んでいる訳ではありません。私の好きな書店の1つです。

書店で見つけてその厚さに購入を躊躇しましたが...買いました。かつて銀座の並木通にあった邦画専門の名画座「並木座」が、来館者に配っていた並木座ウィークリー100号までの復刻版。制作委員会には川本三郎氏も名を連ねており、最後の解説も書かれています。

私が並木座に行ったのは、閉館間近の数年でしたので、この復刻版の時代にはまだ生まれていませんでしたが、日本の映画界が元気だった頃の雰囲気が感じられ、そのエッセイからは映画を作っていた人たちの思いが伝わってきます。

世代が違うので懐かしい...という感覚ではないのですが、パラパラめくっているだけでなんだか嬉しくなる本でした。

以前ご紹介した並木座についての本についての記事はこちら。
now and then: 「銀座並木座―日本映画とともに歩んだ四十五年」

一緒に買ったのは、岩波文庫重版のこちら。
400334491Xヒュースケン日本日記 1855~1861 (岩波文庫)
ヒュースケン 青木 枝朗
岩波書店 1989-07

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このページは、raizoが2008年1月30日に書いたブログ記事です。

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