奥本大三郎さんが詳しい解説付きで新たに翻訳を始めた「完訳ファーブル昆虫記」。2005年の刊行開始から12年の年月が経ちました。途中刊行の間が開いたりして、もう続きは出ないのか?と思うこともありました。しかし、この度いよいよ最終刊の第10巻の下巻が刊行され、めでたく20冊セットが完結いたしました!
刊行が開始された頃はこんな様子でしたねぇ。
完訳 ファーブル昆虫記 刊行開始! - now and then
20巻目が出ることを信じて、新しい本棚でもちゃんと1冊分隙間を空けて起きました。本棚にこうやって20巻並べることができて感無量です。
フランス語の先生であり、虫屋さんでもある奥本先生でなければできない偉業でした。欄外の解説のボリュームもかなりのもので、ただ翻訳しただけではできない大作です。長きにわたりお疲れ様でした。
しかし…この完訳版、揃えただけで全然読んでないのですよ。ありがたく読ませていただかないといけませんね。
ジャン=アンリ・ファーブル 集英社 2017-05-26
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