今頃ですが、先日やっとラストサムライを見ました。平日の昼間に見に行ったのですが、年配者、特におじさん...というよりは、おじいさん達が多くてびっくりしました。最近おばさん達が多いのはあまり驚かないんですが...。これも渡辺謙効果でしょうか?
ある一定線は、「トム・クルーズを見に行く」という人たちがかなりいるので、これもてっきり若い人が見に行く映画だと思っていました。
しかし、おじさんたちが満足したかどうかは、また別の話ですね。
アメリカ人から見た日本観が...という以前に、風景があきらかに日本ではないので、そこからして不自然に見えました。植生がなんだか違うんですよね...。(どうやらニュージーランドで撮影したようですが。)舞台となる山間の村が、ロード・オブ・ザ・リングのホビット村のように見えました。
映画を見ていて最後まで肩に力が入ってしまい、映画が終わってどっと疲れてしまいました。でも、確かに渡辺謙は良かったので、彼に対して☆☆☆。
ほんとに、植物って、その国そのものなんだなぁってしみじみしちゃいました。
冒頭の森のシーンからえ・・ってカンジで、小雪の洗髪シーンなんてジュラシックパーク?って思ってしまいました。
シーボルトが日本の植物を隅々まで持ち帰った気持ちがわかった気になった映画でした。
でも、結局は号泣している私・・・。
あっ、やっぱり。
きっと泣いちゃったんだろうなぁと、映画館を出た後に噂しておりました。
※背の高いシュロみたいなのを、わざわざシルエットで撮すというのもどうかと思いました...。