以前のエントリーでご紹介した「東京原発」を新宿武蔵野館で鑑賞。こちらは日曜日だったのでほぼ満席。若い人から年配の方まで年齢層は幅広かったと思います。
宣伝などから勝手に想像して「暴走する都知事」中心の話なのかなと思いきや...
これはある種の「原子力発電を考え直す啓蒙映画」でした。日本の原子力発電政策の今が、映画の中でかなり詳しく説明されています。都庁の会議室内での説明的な部分が少し退屈に感じられましたが、説明そのものはわかりやすかったと思います。
東京都の局長さん役の役者さん達が、コミカルにそれぞれの味を出しています。よく考えてみれば、地味なテーマの割には俳優が豪華ですね。特に岸辺一徳が一番笑いをとっていました。
映画のエンディングに役所広司が「世界で一番無関心な東京都民」と言い放つところがあり、本当に言いたかったのはここだったのかも。
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