日経流通新聞の3月13日版、1面記事は「iPod 日本に壁あり 音楽配信カウントダウン」という特集でした。ほぼ全面がこの記事。
快走が続くアップルコンピュータ(東京・新宿)のデジタル音楽プレーヤー「iPod」。国内販売は今夏200万台を突破する勢いだ。その勢いに拍車がかかるかどうかを占うのが、3月末とも噂(うわさ)される音楽配信「iチューンズミュージックストア」のスタートだ。米国ではハードとソフトの両輪がかみ合った。だが、米国のような独走が日本でも実現するかどうかには、携帯電話と先行市場の存在という2つの壁が待ち構える。ということで、その2つの壁と言いますのは...
壁その1)携帯電話の壁
日本では着うた・着うたフルが音楽配信モデルとして定着していることを紹介。携帯でのダウンロードによる売上高は、日本の音楽CD販売の1%にあたるんだそうで、これは米国の音楽市場に占めるアップルの音楽配信の割合と同じなんだそうです。ま、それはどうでもいいのですが、着うたは値段が高すぎるし、パケット料金は別だし...手軽なサービスがこれしかないから利用者が多いだけじゃないですかねぇ。サビだけで105円だなんて!
壁その2)先行組の壁
すでに音楽配信サービスを開始している先行組が「標準規格」を作ったり、iTMSが日本でオープンする前に、顧客を囲い込んだりと、包囲網をつくっている...というもの。マイクロソフトは自社の規格を採用するよう、日本国内で行脚を続けているそうです。
トップページにはなっていたものの、なんだか先行き不安な記事でした。売れすぎが故のやっかみでしょうかねぇ。だって使いやすいし、使っていて楽しいんだもの...。
またこの中で『「アップル上陸は三月末」とよむマイクロソフト...』というくだりもあります。三月末まであと半月...ほんとに上陸するのかな?4月1日に(エイプリルフールだけど)Tigerと一緒に発表してほしいです。
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