今度はPowerBook G3 通称PismoにTigerをインストールしてみました。これはこれからバッテリーがへたってしまったくみこさんのタンジェリンiBookの代わりに使ってもらう予定なのですが、その前にちょっと実験です。
ブツは2000年春製PowerBook G3 400Mhz。メモリは256MBでHDDは6G。FireWireを初めて搭載したPowerBookではなかったでしょうか。ということはTigerを正式サポートする一番古いノートということになりますな。
どう考えても重たくなりそうなので、日本語以外言語ははずしてカスタムインストール。そのおかげでインストール時間も40分で終了。意外と早く終わりました。でも6GのHDDの空き容量は2.24G。OSだけで半分以上になってしまいました。
そして...初めての起動には時間がかかりました。10分位はかかったと思います。やっとこさ起動して、まずはTextEditで文字入力。日本語入力が少し重たく、タイピングが追いつきません。Safariを開いてみましたが、OS 9のExplorerと比べればそれほど遅くは感じませんでした。メールとWebブラウズ程度だったら使えそうです。Dashboardは、F12を押しても、カレンダーの日付が出てくるまで、かなり待たされます。もちろんさざ波エフェクトはありません。
でも、全く使えないかというとそうでもなく、かつてPowerMac G4/400Mhzに最初のMac OS Xあたりを入れていた頃は、こんな感じだったかも...。でも、くみこさんにはこれは厳しすぎるので、使い慣れたOS 9に戻して送るつもりです。
ちなみに2度目以降の起動時間はめざましく早くなり、OS 9を入れていた頃よりも時間は短くなっています。もう少しメインメモリを増やせば、全体的に状況は改善されるかもしれませんね。
ちょっと前に同様のマシン(pismo)にTigerをインストールして使っています。
ただし、メモリーは768MBで、内蔵HDDは40GBにしてあります。
インストールの内容はほぼ同じでしょうか。日本語環境のみ、かつプリンタドライバもCanonのみにしてみた結果(ただし事情があり、アップデートインストールです)、インストール時間は40分ほど。最初に起動がめちゃくちゃ時間がかかったのも同じです。で、Spotlightの検索作成が5時間ほどかかったと思います。
Spotlightの検索がひととおり済んだ後の起動時間は1分10〜20秒ほど。Pantherよりも早く、かつログインまでの時間がかなり短縮された印象です。
ことえりが多少もたつく印象がありますが、これはことえりの新機能も影響を与えてるフシがあります。トレードオフとしては仕方ない事かも。
ビデオメモリの問題で、さまざまなエフェクトが見れませんが、はじめから無いと思えば、そうは気になりません。
Photoshopなどのヘビー級アプリを使うと、メモリの少なさが多少こたえますが、速度的には特別な変化を感じません。
総じて優れたプラットフォームに仕上がってくれたなぁと思えます。
ただし、個人的には、アピアランスのカスタマイズやサウンド(効果音)の類いがまったく強化されていない事が残念ですし、Mailアプリのインターフェイスが異色なのがどうにも気持ち悪いですね。
maro 様
そういえば、私もプリンタドライバはいくつか省略したのを思い出しました。そしてデータはなにもいれませんでしたので、spotlightの索引作成はほとんどなしでした。
今まではバージョンアップすると、とにかく重たくなって旧機種はちょっと...というイメージがあったのですが、Pantherあたりから、サポートする範囲での旧機種だったらなんとか使える範囲に。うちは今までOS9だったので使用感に差がありますが、PismoにPantherを載せて使っていた方でしたら、スピード的には問題ないかもしれませんね。
いくらなんでも、256MBでは少なすぎますよ。
これがPowerBookG4だとしても、
256MBでは普通の動作もきついと思いますよ :)
tomo さま
アドバイスありがとうございます。確かにメモリは厳しかったですね。
ちょっと試しに入れてみただけなので、すでにOS 9に戻っています。
現行製品もメインメモリ256 MBのまま売っている製品がまだ多いので
早く512MB標準にしてもらいたいものです!